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(回答先: 小料理屋「おかくら」主人役、藤岡琢也さんが死去(読売新聞) 投稿者 熊野孤道 日時 2006 年 10 月 21 日 14:38:10)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061021-00000018-spn-ent
渡鬼に衝撃…藤岡琢也さん死去
TBSドラマ「渡る世間は鬼ばかり」の父親役などで活躍した俳優の藤岡琢也(ふじおか・たくや)さん=本名同じ=が20日午後3時18分、慢性腎不全のため都内の病院で死去した。76歳。兵庫県出身。昨年4月に腎臓病を患ってからも“渡鬼”に出演し続けたが、今年2月に緊急入院。降板後は闘病に専念していた。主演の泉ピン子(59)ら“渡鬼ファミリー”は深い悲しみにくれた。
週2回の“渡鬼”の収録があったこの日。大黒柱の岡倉大吉役を15年間演じた藤岡さんが、静かに逝った。息を引き取った午後3時すぎ、横浜市青葉区のTBS緑山スタジオでは、藤岡さんが大好きだった現場の小料理屋「おかくら」の収録が行われていた。悲報を受けたスタッフは現場への動揺を考え、収録終了後の午後6時に全員に伝えた。
末娘役の藤田朋子(41)や野村昭子(79)ら出演陣とスタッフ計50人が「おかくら」のセットに集まり、大吉役を継いだ宇津井健(74)の声かけで黙とう。宇津井は「兄というか、分身を失ったようです。これからも岡倉大吉に力を入れて頑張り、長く素晴らしい作品にしていくことが私の役目だと思う」と話した。
また、別の仕事先で悲報に触れたピン子は「本当の親子のように接してまいりました。よくなることを信じていたので、大変驚いており、残念でなりません」と“父の死”を悼んだ。午後7時、遺体が移された東京都港区の増上寺に駆けつけた石井ふく子プロデューサー(80)も「撮影で一発OKが出ると本当にうれしそうな顔をして。愛きょうがあって可愛らしかった」と人柄をしのんだ。
みとったのは千鶴夫人と、親しかったジャズ演奏家の2人。頑固だが気はやさしい人情味あふれる役柄が多かったが、素顔は「ジャズを愛し、話し上手で帽子好きのおしゃれな人」(関係者)。病室にもたくさんのジャズのCDを持ち込み、口ずさんだ。「早く仕事をしたい」。役者業やレギュラー番組のNHKラジオ「ときめきJAZZ喫茶」への復帰を最後まで望み続けていたという。
夫婦役の山岡久乃さん(享年72)が99年2月に他界してから7年半。葬儀について石井プロデューサーは「奥さまは“岡倉大吉として送り出してほしい”と言っています」。大好きだったジャズと“渡鬼ファミリー”に囲まれて旅立つことになりそうだ。
(スポーツニッポン) - 10月21日6時4分更新