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□キムタク初地方キャンペーン「面食らった」 [スポーツニッポン]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2522991/detail?rd
キムタク初地方キャンペーン「面食らった」
映画「武士の一分」(12月1日公開)の山田洋次監督(75)と主演の木村拓哉(33)らが2日、物語の舞台・山形県鶴岡市を訪れた。監督のみの鶴岡入りと告知されており、ヒット祈願を行った荘内神社や特別試写会場では人々が木村の登場に仰天。初めての地方キャンペーン。温かい歓迎に触れた木村は「面食らってます」と大照れした。
荘内神社で郷土料理の芋煮を振る舞われた木村から漏れた言葉は「うんめーのー(おいしいな)」。テレビでしか見たことのないスターの庄内弁に空気がなごんだ。
山田監督だけを出迎えるつもりだった50〜70代中心の人々は、ワゴン車から木村が降り立つと数秒の間隔をおき、ようやく気付き「あらま〜!」。「人生の先輩たち」(木村)の歓迎に、主演俳優ははにかみながら参道を歩んだ。
「なんか、恥ずかしそうにしてるね」。70代後半の女性は久しぶりに会う孫のように木村を見つめ「ファンクラブは何歳まで入れるの」と報道陣に尋ねる女性もいた。
地元の人と触れ合い、居並ぶカメラの前で郷土料理を食べるなどするコテコテの!?地方キャンペーンは91年のデビュー以来初。JR新潟駅から、羽越本線きらきらうえつ号を特別に衣替えした「武士の一分」号に乗車。監督、ヒロイン・檀れい(35)と日本海沿岸を走って鶴岡入りした。
東京から同行した100人近い報道陣を相手に何度かに分けて車中会見も。「こんなこと経験したことない。面食らっております」と照れた。
これまで監督と壇は「武士の一分」が開幕前夜に上映される「東京国際映画祭」記者発表などに登場。「スポーツ紙でツーショットを見て、“あれ、オレは?”と思った」と笑顔で話したが、キャンペーンに駆り立てたのは作品への情熱。初めての時代劇映画で俳優として勝負の作品。出演場面のない日でも撮影現場に通うなど全身全霊を傾けただけに思いは強い。
監督による藤沢周平3部作のうち、前2作のロケを行った鶴岡の人々に一番に見てほしいと実施した「特別試写会」にも出席。監督は今回のキャンペーンを「鶴岡編」と呼び、続編を示唆。木村も「テレビと違って作品を手渡しする感覚を味わえた。他の土地へもぜひ行きたい」と請け合った。
2006年10月03日06時01分