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(回答先: ボス役で存在感 丹波哲郎さんが死去 [スポーツニッポン] 投稿者 white 日時 2006 年 9 月 25 日 19:24:59)
□丹波哲郎さん華やかに大霊界へ…西田敏行“本人公認”ものまねで弔辞 [スポーツ報知]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2515215/detail?rd
丹波哲郎さん華やかに大霊界へ…西田敏行“本人公認”ものまねで弔辞
さらば、ボス! さらば、丹波さん! 24日に肺炎のために亡くなった丹波哲郎さん(享年84歳)の葬儀・告別式が30日、東京・青山葬儀所で営まれ、約2000人が参列した。弔辞では親交のある西田敏行(58)が丹波さんのものまねを披露し、笑いを誘うと、黒柳徹子(73)もGHQの通訳時代のエピソードを話すなど和やかに進んだ。出棺時には関係者はみんな涙に包まれたが、丹波さんの“大霊界”への門出を盛大に見守った。
まるで祭壇でほほ笑む丹波哲郎さんが生き返って、話し始めたのかと思えるほどだった。「天国の駅」(84年)などで共演した西田敏行の弔辞。「オマエは死ぬということが怖いか」野太く低い声。丹波さんのまねをしている西田の声だった。
03年に心筋梗塞(こうそく)で入院した西田の元に、丹波さんがお見舞いに訪れた。「私が死のふちにたったとき、面会謝絶なのに、廊下をズカズカと歩いてこられる音がして、制止する看護婦さんに『大丈夫だ、オレは知っている。平気なんだ』と話して…。私の顔をじっと見つめて『オマエはまだこの世で修行しなければいけない。だから大丈夫だ』とおっしゃってくれた。何か心の中に生きる活力がわいてきた。丹波さん! お見事な生涯でした」と結んだ。
あまりのそっくりぶりに、会場が笑いに包まれた。西田さんは丹波さんの生前にも、ものまねを披露し「『よーく、つかんでいるな』と言ってくれました」と本人公認の“芸”でボスを“笑い”で見送った。
華やかなことを好んだ丹波さんらしく、黒柳徹子も戦後、GHQで通訳をしていた丹波さんに「試験は英語ひとつできただけだったそうで、合格した後に仕事があるとトイレに行って逃げていたそうです。でも『007−』にお出になったときは完ぺきな英語でした」と裏話を明かし、場を和ませた。
棺(ひつぎ)の中には「ハードボイルドらしく送り出したい」と長男で喪主を務める義隆さんの意向で、京本政樹が東映・大泉撮影所の小道具から運んだ「Gメン」で愛用した黒いショートハットを入れた。生前、丹波さんが「これが似合うのはオレだけだ」と話していた帽子が胸の上に置かれた。
最後は、かつての“部下”たちが集結した。「キイハンター」のテーマ曲や故人が愛した「赤とんぼ」などの曲が流れる中、「Gメン’75」の関谷警部補役・原田大二郎(62)、「Gメン’75スペシャル」の結城警部補役・京本政樹(47)、「HOTEL」の赤川一平役・高嶋政伸(39)や鶴見辰吾(41)らが、遺族と一緒にボスの棺を運んだ。
喪主あいさつでは義隆さんが「父はあの世とこの世は地続き。電車で隣町に行くようなものといってましたが、いざ、その日を迎えるとはっきり言って寂しいです」と声を詰まらせた。「おやじから見たらだらしない息子だと思われるかもしれないが、これから父の言う“電車の乗換駅”に父を見送りに行ってきます」と語ると、弔問客からはすすり泣く声が漏れた。
爆笑の後、涙。クラクションが鳴る中、ファンからの「丹波哲郎、日本一」「ありがとう!」の絶叫がコダマする。原田大二郎は目を真っ赤にして最敬礼のポーズで見送る。最後までボスらしく、大霊界へ出発した。
◆主な参列者 安部譲二、稲川淳二、映広・岩田廣一社長、京本政樹、黒柳徹子、ケーシー高峰、紺野美沙子、せんだみつお、東宝・高井英幸社長、高嶋政伸、谷隼人、司葉子、鶴見辰吾、長門裕之、夏木陽介、西田敏行、藤田三保子、松岡きっこ、原田大二郎、由美かおる(五十音順)
2006年10月01日08時15分