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http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20060928/eve_____sya_____001.shtml
京葉線、一時全線ストップ
東京駅火災
二十八日午前四時十五分ごろ、東京都千代田区丸の内一、JR東京駅構内の二カ所の配電盤から出火、信号制御室に送電できない状態となり、JR京葉線の東京−葛西臨海公園(江戸川区)間の信号が停止し、東京−蘇我(千葉)間で一時運転を見合わせた。けが人はいなかった。JRは私鉄、地下鉄各線などに振り替え輸送を実施。同八時三十五分ごろ、蘇我−西船橋間の上下線で運転を再開したが、火災があった室内には消火用のガスが充満するなど復旧作業に手間取り、通勤、通学が大きく混乱した。
正午現在、同線の上下線計百五十九本を運休し、約八万七千人に影響が出た。東京消防庁や警視庁は漏電の可能性もあるとみて詳しい出火原因を調べている。
東京消防庁やJR東日本東京支社、警視庁丸の内署によると、午前四時十五分ごろ、JR東京駅地下二階の鍛冶橋変電所と、地下一階の京葉線信号通信機器室で出火を検知。駅員らが確認したところ、二つの部屋にある配電盤(高さ約一メートル八十、幅約一メートル二十)の一部分がそれぞれ焦げていた。
この影響で地下四階にある信号制御室の電源が落ちたとみられる。
出火現場はふだんは施錠され、一般人は入れない。信号通信機器室では、自動消火装置が作動して消火用のハロンガスで消し止めた。JR東日本によると、電気系統の機器がある場所は水をかけると感電などの恐れがあるため、ガスによる消火装置を使用しているという。
午前九時ごろからガスを抜く作業後、焼けた電気配線や部品を交換している。