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□ホームレス自立支援の「サッカーW杯」、南アで開幕=世界48カ国500人参加 [ライブドア・ニュース]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2490231/detail
ホームレス自立支援の「サッカー・ワールド杯」、南アで開幕=世界48カ国500人参加
【ライブドア・ニュース 09月25日】− AP通信によると、薬物中毒患者やアルコール依存症、路上生活者による「ホームレス・サッカー・ワールドカップ」の第4回大会が24日から30日まで日程で、南アフリカのケープタウンで始まっている。初日はアフガニスタンやオーストリア、英国、スウェーデン、米国、リベリア、ジンバブエなど48カ国から集まった約500人の選手がケープタウンの中心街を行進し、自国の選手を応援する各国のサポーター数千人とムベキ・南ア大統領から歓迎を受けた。
ホームレスのためのサッカー・ワールド杯の構想は、2001に年ケープタウンで開かれた英、豪、南ア、ナミビア、日本などで発行されている「ビッグイシュー」(The Big Issue)などのホームレスのための雑誌の編集者会議で生まれた。チームの一員としてのプレーを通じて、規律や誇りを身に付け、助け合って、日常生活で抱える問題の克服を目指そうというのが趣旨だ。
同大会は2003年から毎年開催されており、前回の2005年はスコットランドのエジンバラで開かれた。大会運営組織の調査によると、参加選手の94%にとって、人生の新しい動機付けを得る契機となり、62%がアルコールや薬物依存症を好転させ、40%が住環境を改善。さらに選手の38%が定職に就き、28%が新たな教育の機会を得たという。
元ビートルズのメンバー、リンゴ・スターさんや英サッカークラブの名門、マンチェスター・ユナイテッドのアレックス・ファーガソン監督、ポルトガルのルイス・フィーゴ選手なども大会に賛同している。今年は、依存症よりも戦争や貧困のホームレスが多い発展途上国で開催される初の大会となった。24日の開会式ではアフリカのモザンビーク生まれで、ポルトガル代表になった伝説の名サッカー選手エウゼビオさんがキックオフした。南アフリカは失業率が推定40%とされるほどの高水準で、アパルトヘイト(人種隔離政策)が廃止されて、12年経過した現在も貧困やホームレスで多くの国民は苦しんでいる。【了】
ライブドア・ニュース 戸塚雅美記者/em (参照:http://blog.livedoor.jp/emasutani/)
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2006年09月25日12時13分