★阿修羅♪ > ニュース情報3 > 525.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 31年ぶりの「つま恋」、団塊3万5千人が集う [読売新聞] 投稿者 white 日時 2006 年 9 月 24 日 09:55:22)
□拓郎&かぐや姫「つま恋」で初共演 [スポーツニッポン]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060924-00000018-spn-ent
拓郎&かぐや姫「つま恋」で初共演
フォークソングの旗手、吉田拓郎(60)と3人組「かぐや姫」による伝説の“つま恋ライブ”が23日、静岡県掛川市のヤマハつま恋リゾートで31年ぶりに開催された。3万5000人の観客を前に、2組による初共演でスタート。その後も中島みゆき(54)とのデュエットが実現するなど、サプライズ続きの8時間半。団塊世代を中心とした「総年齢175万歳」に達するギネス級の野外公演となった。
「そしていま私は思っています、明日からもこうして生きていくだろうと…」。
本編ラストで拓郎が用意したのは名曲「今日までそして明日から」。ひょうひょうと歌いながら観客と大合唱。夜通し歌い、終わったとたんに舞台裏で倒れ込んだ31年前とは明らかに違った。
当時29歳の抑えきれない情熱の象徴が、夜明けの午前4時すぎの「人間なんて」。激しく、熱い合唱だった。その伝説を「朝までやらなきゃ男じゃないというのは悲しいね。夜9時まででいいじゃない」と自らをバッサリ。そして午後9時40分の終演に「まだまだ歌えるけど電車のあるうちに」と笑ってみせた。還暦の今こそ言える達観した言葉に、観客も大爆笑。
懐古だけの再会ライブではなく、さまざまな挑戦もした。ステージ終盤、誰もが想像しなかった中島の登場に歓喜の声が響き渡った。歌うのは95年に中島が提供した「永遠の嘘をついてくれ」。拓郎が40代最後のアルバム「ロング・タイム・ノー・シー」を作った時、他アーティストに詞曲の両方を人生で初めて委ねた。それは“時代のカリスマ”が初めて年を重ねた自分と正面から向き合った象徴的作品だ。
拓郎は「緊張したね。女の人は苦手だから」とジョークを交えて満足そうに笑った。「向こうからやろうって言ってくれてね。中島さんもいい人だから。年をとるとみんないい人になるね」。得意の毒舌を入れるほどの喜びようだった。
オープニングから突っ走らず、1曲目から「かぐや姫」と一緒に歌った。拓郎80年代の傑作「旧友再会フォーエバーヤング」。それぞれの道で生きてきた男同士の再会を歌う内容は“31年ぶりの再会”にぴったり。山田パンダ(61)は無邪気に走り回りながら歌った。中盤ではムッシュかまやつ(67)とも共演。時には相手の歌声に、時には客席のやさしい手拍子に身を委ねた。「あの時は客席が怖くてね。みんな丸くなったねえ」とほほ笑んだ。
前回と重なった歌は13曲。価値観を広げ、幸せの定義を増やした“その後の31年間”の曲たちをたっぷり歌った。
人生は折り返したが、仲間がいる。全国に同じ思いを持った人たちがいる。“つま恋”はメモリーではなく、いつも拓郎のスタートの地だ。
(スポーツニッポン) - 9月24日6時4分更新