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(回答先: 31年ぶりの「つま恋」、団塊3万5千人が集う [読売新聞] 投稿者 white 日時 2006 年 9 月 24 日 09:55:22)
□これからも拓郎!オヤジ熱狂の8時間半、甦る“あの頃” [サンケイスポーツ]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060924-00000030-sanspo-ent
これからも拓郎!オヤジ熱狂の8時間半、甦る“あの頃”
シンガー・ソングライター、吉田拓郎(60)とフォークグループ、かぐや姫が23日、静岡・掛川市の野外会場「つま恋」で31年ぶりにコンサートを行った。昭和50年当時と同じ快晴、同じ仲間、そして同じ時代を生きたファンたち…。アンコールでは拓郎の目に涙が光った。オールナイトではなかったが、ムッシュかまやつ(67)や中島みゆき(54)が出演するサプライズも飛び出し、“団塊の世代”が8時間半、熱く熱く燃えた!!〔写真:オープニング曲で31年前にもなかった吉田拓郎(左端)とかぐや姫(右から伊勢正三、南こうせつ、山田パンダ)の4ショットが実現した〕
「ありがと〜う」
アンコールで「聖なる場所に祝福を」を歌い終わった後、拓郎は両手を振りながら、ステージを後にした。目は確かに涙で潤んでいた。拍手がいつまでも鳴りやまない。ステージにはネオンで「Thank You Forever Young」の文字。団塊の世代が、拓郎本人が青春時代を取り戻した。
スタートは午後1時過ぎ。「みなさん、お元気そうでよかったです。『朝までやらないと男じゃない!!』なんて悲しいじゃない。(午後)9時まででいいじゃない、9時で」。毒舌は健在だったが、長髪で汗をほとばしらせ、ギラギラした拓郎ではなく、にこやかに笑う拓郎がいた。
31年前の昭和50年8月2日。伝説のライブは午前4時半まで続いた。オールナイトライブは当時画期的で、今でも“炎の12時間”と語り草となった。「あの時は客席が怖かった。みんなが攻めてきたらどうしようって本気で思った。みんな丸くなってよかったね」。
学生運動が下火になったとはいえ、まだ続いていた時代。ステージに投石した観客もいた。それほどステージと客席はお互い本気だった。団塊の世代と呼ばれた当時の観客たちは、その後の日本を支え、定年が間近に控える。拓郎本人も還暦を迎えたばかりだ。
「還暦? それがなんだよ。お祝いしてもらっても、ちっともうれしくない。俺、天の邪鬼だから」。そう、うれしそうに話すと客席に向かって自らカメラのシャッターを押したり、「足が痛くなった」と靴を脱いだり、1曲1曲を楽しんだ。「落陽」では拓郎の歌声に乗せて大輪の花火が何度も夜空を彩った。
「兄貴が天国に行って…立ち会うことができなかった。俺って薄情な男だな」。先月下旬、音楽を教えてくれた兄、哲郎さんが他界した。天国に届けとばかり熱唱した。
♪私は今日まで生きてみました そして今私は思っています 明日からもこうして生きてゆくだろうと…。拓郎は歌い続けることを誓った。命ある限り、団塊の世代の永遠のヒーローとして…。
(サンケイスポーツ) - 9月24日8時0分更新
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□中島みゆきもつま恋!サプライズゲストで絶妙ハーモニー披露 [サンケイスポーツ]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060924-00000035-sanspo-ent
中島みゆきもつま恋!サプライズゲストで絶妙ハーモニー披露
つま恋コンサート2006(23日、静岡・掛川市)吉田拓郎(60)のステージにサプライズゲストが招かれた。親友のムッシュかまやつ(67)とは「シンシア」「我が良き友よ」をデュエット。中島みゆき(54)をカバーした「永遠の嘘をついてくれ」では、みゆき本人が登場。気づいた会場はどよめきと万雷の拍手が渦巻いた。拓郎とみゆきはワンフレーズずつを歌い合い、最後は絶妙なハーモニーを聴かせた。
みゆきは一言も発することなく、手を振って立ち去った。「こっちも緊張したね。女の人は苦手だ。向こうからやろうかと言ってくれて。中島さん、いい人だから」と拓郎。感謝の意味も込め、みゆきの「ファイト」も歌った。
(サンケイスポーツ) - 9月24日8時1分更新
□つま恋!ありがとう、かぐや姫!こうせつ幸せ噛みしめる [サンケイスポーツ]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060924-00000036-sanspo-ent
つま恋!ありがとう、かぐや姫!こうせつ幸せ噛みしめる
シンガー・ソングライター、吉田拓郎(60)とフォークグループ、かぐや姫が23日、静岡・掛川市の野外会場「つま恋」で31年ぶりにコンサートを行った。昭和50年当時と同じ快晴、同じ仲間、そして同じ時代を生きたファンたち…。アンコールでは拓郎の目に涙が光った。オールナイトではなかったが、ムッシュかまやつ(67)や中島みゆき(54)が出演するサプライズも飛び出し、“団塊の世代”が8時間半、熱く熱く燃えた!!
♪若かったあのころ 何も怖くなかった…
「神田川」が、31年ぶりにつま恋の夜空にこだました。「幸せなことだよね。あのころ少年だった人もオヤジだよ。見りゃ分かるね。おいちゃんは、こみ上げているんだよ。涙が出てくるね」。
リーダーの南こうせつ(57)が、しみじみつぶやいた。ほのぼのとしたこうせつ節は、31年前と変わらない。両隣の正やんこと伊勢正三(54)も、パンダさんこと山田パンダ(61)も、目尻のしわが増えた以外、柔和な表情は昔のままだ。
昭和50年4月、かぐや姫は映画主題歌のためにシングルを出すタイアップありきの商業主義に嫌気がさし、人気絶頂の中で解散した。音楽を純粋に愛する拓郎の誘いに、1日だけの再結成を決めて、つま恋に駆けつけた。ただ、11時間半のステージで、拓郎とかぐや姫が一緒に歌った曲は1つもなかった。当時、人気を二分した彼らのステージ対決の意味合いがあったからだ。
昨年1月、今回の誘いも拓郎からだった。「かぐや姫を再結成させて、一緒にツアーをやらないか? つま恋っていう手もある」。それから1年9カ月。オープニング曲「旧友再会フォーエバーヤング」で、2組が一緒に歌う31年越しのジョイントが実現した。
「この時期でよかったよね。今度いつできるか分からないんだから。誰か死んでいるかもしれないし。パンダさんに言ったんじゃないよ」。こうせつはブラックジョークを交えて奇跡に感謝した。その思いは会場の3万5000人も同じだった。
(サンケイスポーツ) - 9月24日8時1分更新