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(回答先: 独・リニアが作業車と衝突、21人死亡…実験走行中 [読売新聞] 投稿者 white 日時 2006 年 9 月 23 日 02:11:12)
□ドイツ政府、直後「安全」強調し不信感拡大 [毎日新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060923-00000057-mai-int
<リニア事故>独政府、直後「安全」強調し不信感拡大
【ベルリン斎藤義彦】ドイツで22日発生したリニアモーターカーの事故で、独政府や関連企業が事故直後から「リニアの技術は安全」と強調したため不信感が広がっている。背景には中国や独国内での巨額な建設計画がある。また、リニアを開発した企業は利益の薄いリニア事業からの撤退も示唆しており、政府が過敏になっている事情もあるようだ。
メルケル首相は22日、事故現場を訪れ、哀悼の意を表すと同時に「現在の知見ではトランスラピッドは安全な技術で、基本的に疑問をさしはさむ必要はない」と安全性を強調した。また、実験線を運行しているIABG社は、救出作業が続いている段階で「技術上の問題でなく、人為的なミスだ」と職員の過失を主張した。
こうした姿勢に独紙ウェルトが「私はリニアに乗らない」とする専門記者の署名記事を掲載するなど、独メディアはリニアの安全性への疑念をあらわにしている。
リニアの商業路線は現在、中国・上海にしかない。ドイツ国内で具体化しているのは、南部のミュンヘン―空港間38キロを約18億ユーロ(約2700億円)かけて建設する計画だけだ。しかし、費用が高いため政府や地元州の予算のめどがたっていない。トランスラピッドを開発した製鉄メーカー・ティッセンクルップ社は、利益の上がらないリニア事業に不満を募らせ今月、1年半以内に建設計画の決定がなければ、リニア技術を中国に売却すると表明。独政府に圧力をかけている。
(毎日新聞) - 9月23日21時13分更新