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□メジャー5社が狙う旧富士銀本店 [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2477484/detail?rd
メジャー5社が狙う旧富士銀本店
外資系超高級ホテルの日本進出が来年にかけて本格化する。昨年末の「マンダリン・オリエンタル・東京」に続き、2007年に「ザ・リッツカールトン東京」と「ザ・ペニンシュラ東京」、09年には「シャングリ・ラ・ホテル東京」がオープンする予定だ。
「シャングリ・ラ開業で、第1ラウンドは終了。すでに業界は、2010年以降の第2ラウンドへ向けてしのぎを削っています。なかでも、外資が虎視眈々と狙っている物件が、旧富士銀行本店(現みずほ銀行大手町本部ビル)に建設予定の高層ビルなんです」(ホテル業界関係者)
この再開発事業は東京建物が進めているプロジェクトで、すでに土地と建物を所有済みの旧富士銀本店を大手町を代表する高層ビルに建て替えるというもの。東京建物は「着工目標年度を練っているところで、09年をメドに(した再開発を)考えています」(広報IR室)としているが、「13年度完成に向けて、水面下では着々と話が進んでいますよ。上層階にホテルを入居させる構想があり、外資が“ビット(入札)に参加したい”と盛んにアプローチを始めています」(不動産関係者)という。
手を挙げているのは、「JWマリオット」の米マリオット・インターナショナル、「ラッフルズ」を展開するカナダのフェアモント・ホテルズ&リゾーツ、それに「ウェスティン」「シェラトン」の米スターウッドだ。
「進出ラッシュに出遅れたこの3社は、挽回の機会を探っていた。特にスターウッドは、『コンラッド東京』の入居するビルに最高級ブランド『セントレジス』を初進出させる予定でしたが、条件が折り合わずに直前に撤退した経緯があるので、このチャンスを逃さないでしょう」(前出のホテル業界関係者)
伏兵とみられるのが、英インターコンチネンタル・ホテルズ・グループ。
「全日空ホテルズ&リゾーツとの提携交渉が難航しており、ご破算になれば参戦は間違いない。虎ノ門一帯の再開発事業が持ち上がっているホテルオークラも加わる可能性がある。経営は立ち直ってきたばかりですが、ホテル業界の二極化が加速する中、高級と超高級の2ブランド展開を視野に入れているようです」(ホテル業界に詳しい経済ジャーナリスト)
富裕層獲得バトルは、一層激しさを増しそうだ。
【2006年9月19日掲載】
2006年09月22日10時00分