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□孤立する大友…ハウンドドッグの元メンバー鮫島ら3人が和解 [サンケイスポーツ]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060902-00000031-sanspo-ent
孤立する大友…ハウンドドッグの元メンバー鮫島ら3人が和解
分裂に揺れるロックバンド、HOUND DOGの元メンバー、鮫島秀樹(51)と簔輪単志(46)が、大友康平(50)ら4人に対してバンド名称の使用権や同バンドへの復帰などを求める訴訟を東京地裁に起こしていた民事裁判で1日、大友を除く橋本章司(50)ら3人と鮫島側が和解した。これで大友以外の5人のメンバーが団結。あくまでも“1人HOUND DOG”を主張する大友は、完全に孤立した。
この日の裁判で橋本側は、大友が個人事務所を設立したのを受けてバンドを“脱退”した鮫島と簔輪に対し、当時まだメンバーだった橋本ら(その後、大友から一方的に解雇)が、大友と2人を非難した発言を撤回するとともに、2人が今もバンドメンバーで、今後も同バンドとして活動を継続することを弁護士を通じて確認。無条件での和解が成立した。裁判には、外傷性くも膜下出血で入院していた八島順一(50)の姿もあった。
鮫島と簔輪は「HOUND DOGは大友のもの」として和解案に同意しなかった大友に対して、訴訟を引き続き行っていく。
和解成立後、橋本と鮫島が都内の喫茶店で、6人での最後のステージとなった昨年7月の日本武道館公演以来、1年2カ月ぶりに再会、ガッチリ握手を交わした。
橋本は、「和解は大きな第一歩。今後はスケジュールを話し合って、どのように5人で活動していくのか、決めていきたい」。もっとも最終的な目標は、6人でのHOUND DOG再結成だ。
これに対し、大友は一部のファンにだけメールでメッセージを送ったものの、核心部分には触れずじまい。メンバーに対しては、かたく口を閉ざし、完全無視を決め込んでいる。そんな大友に橋本は、「こんな形で終わりたくないし、とにかくコメントがほしい」と訴え、鮫島も「帰っておいで。音楽やろうよ」とメッセージを送った。
分裂騒動の構図は、大友1人vs5人と、大友にとっては“四面楚歌”の状態。大友は2日に“1人HOUND DOG”として東京・日本武道館公演を行うが、果たして5人に対して、何らかのコメントを出すのか、それとも完黙を貫くのか、注目される。
(サンケイスポーツ) - 9月2日8時3分更新
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