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プロレス興行会社を経営するグレート小鹿さん(64)=仙台市宮城野区=の日記風サイト(ブログ)が、全国のプロレスファンの間で評判になっている。小鹿さんは、草創期のスーパースター力道山の最後の弟子として知られ、ブログの内容もプロレスの歴史や興味深い逸話が満載。「六十の手習い」で3月にブログを始めた小鹿さんは「プロレスの魅力を若い世代に情報発信できる」と喜んでいる。
ブログのタイトルは「小鹿注意報!」。力道山が創設した日本プロレスやジャイアント馬場の全日本プロレスに在籍した当時のエピソードなどがつづられている。2、3日に一回のペースで更新している。
日本プロレス時代に、団体が分裂して多くの選手が全日本プロレスに移籍した際、もともと所属していた選手との間で衝突が起こり、小鹿さんが仲裁した逸話などを紹介。
東京の不動産会社社長が「ジャイアント馬場とアントニオ猪木が戦い、勝った方に1億円を出す」と提案したが、ジャイアント馬場が試合を拒んだため実現しなかったというエピソードも。
最近では、7月9日に旗揚げした仙台の女子プロレス団体「センダイガールズプロレスリング」や、7月にプロレスラーが大麻の不法所持で逮捕された事件なども取り上げている。
ブログを始めたのは、小鹿さんが設立した「大日本プロレス」(横浜市)の若手選手が次々とブログを開設するのを見て、「お前らがやれるのなら、おれにもできる」と闘志に火がついたのがきっかけ。
ブログの反響は大きく、「びっくりした」「もっと詳しく教えてほしい」などの感想が全国から寄せられている。小鹿さんは「自分しか知らないプロレスの逸話は数多い。忘れないうちにブログに書き留めておきたい」と、意欲的だ。
小鹿さんは北海道出身で1962年、日本プロレス入りし、73年に全日本プロレスに移籍。87年に一度引退したが、94年に大日本プロレスを設立し、翌年に現役復帰した。2003年には東北に興行の足場を築こうと、宮城野区東仙台にちゃんこ店を出した。
(河北新報) - 8月21日14時37分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060821-00000009-khk-toh