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□戦争で動物も御難=レバノン [AFP=時事]
http://news.www.infoseek.co.jp/afp/society/story/20060807afpAFP008088/
戦争で動物も御難=レバノン (AFP=時事)
【ベイルート6日】レバノンではイスラエル軍の軍事攻勢で何十万人もの人たちが苦境に陥っているが、米国の動物愛護団体は、空爆の影響を受けている動物の悲惨な状況にも注意を向けている。「動物の倫理的扱いを求める人々(PETA)」(本部・米国)の活動家たちは、すでに25日間に及ぶイスラエル軍の攻撃下に置かれている動物の救済方法を記したちらしを配っている。≪写真はレバノン南部の漁港のがれきの中で鳴くネコ≫
レバノン南部では、飼い主に置き去りにされた動物たちがもろに影響を受けている。飼い主が逃げる際に殺したネコ、犬、ヤギ、羊などの死骸が道路のあちこちにころがっている。PETAが市民、軍、警察、非政府組織(NGO)に配ったちらしには、困っている動物を見つけた場合、(1)つながれていたら放してやる(2)水を与える(3)可能なら引き取る−などを行うよう人々に求めている。また、やむをえない場合には、至近距離から撃ち殺すとしている。
先週、動物救助のため米ニューメキシコ州からレバノン入りしたPETAの災害救助コーディネーター、ミシェル・ロックさんは「戦争は動物にとっても地獄。爆弾が投下されれば、人間に犠牲者が出るのと同様に、動物にも出る」と述べたあと、「ネコや犬をこの国から連れ出し、海外の新しい飼い主に引き取ってもらう計画だ」と語った。
[2006年8月7日12時46分]