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(回答先: 退場のジダン「許そう」 肩持つ仏各紙 [共同通信] 投稿者 white 日時 2006 年 7 月 11 日 22:40:12)
□ジダン選手:高まるフランス国民の同情、深まる動機の謎=FIFAは調査へ [ライブドア・ニュース]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2191641/detail
ジダン選手:高まるフランス国民の同情、深まる動機の謎=FIFAは調査へ
【ライブドア・ニュース 07月12日】− AP通信によると、サッカーワールドカップ・ドイツ大会の決勝戦でイタリア選手に暴力を振るい退場処分を受けたフランス代表、ジネディーヌ・ジダン選手(34)に対する同国民の同情論が高まっている。対照的に引退前の最後の試合としていた晴れの舞台でジダン選手を「頭突き」に駆り立てた動機については謎が深まるばかりだ。一方、FIFA(国際サッカー連盟)は11日、退場について詳しい調査を実施すると発表した。
11日付のフランス大衆紙ル・パリジャンによると802人を対象にした世論調査では、61%がジダン選手を「許す」と回答した。同選手は記者投票によりワールドカップのMVP(最優秀選手)賞を受賞したが、調査でも大会の中で最高の選手だったとする見方が78%に達していた。地方紙ニース・マタンは、歴史上の人物ジャンヌ・ダルクになぞらえ1面の見出しで「ジダンは火刑に処せられるべきか?」と問いかけ、同選手の愛称を使い「ジズー、私たちはあなたに同情する」と全面支援の姿勢を示した。10日付の紙面で「スポーツの最も基本的な規則を破った」などとこきおろしたスポーツ紙レキップも、翌日には態度を一変。同紙のクロード・ドローセント論説委員が11日付の1面で「我々の記事があなたを傷つけたとしたら、謝罪します」とコメントした。
ジダン擁護はマスコミにとどまらない。フランスのイスラム教指導者、ダリル・ブバクル師は、両親がイスラム教国アルジェリアからの移民であるジダン選手を支持する声明を発表した。ブバクル師は、「ジダン選手の長年の素晴らしい実績が人種間の調和と成功の不滅の成功例として後世に伝えられる」と賞賛。ドミニク・ドビルパン仏首相は、頭突きは受け入れがたい行為としながらも、「スポーツに対する貢献や情熱を通じ、偉大な選手であり続けるだろう」と賛辞を贈った。
同情論が広がる中で、動機への疑問は深まるばかりだ。騒動のもう1人の当事者、イタリア代表マルコ・マテラッツィ選手(32)は、イタリアのスポーツ紙ガゼッタ・デロ・スポルトに対し「私は思慮に欠けていた」とジダン選手への侮辱発言は認めたものの、テロリスト呼ばわりを否定しただけで、具体的な内容は明らかにしていない。マテラッツィ選手は「(ジダン選手への発言は)試合のグラウンドでは常に飛び交っているようなもので、ありふれた侮辱の言葉だ」としている。同選手の侮辱発言については、ブラジルやイギリスのマスコミが取り上げ、読唇術の専門家を動員。英BBCでは、マテラッツィ選手がジダン選手の姉を「売春婦」と呼んだり、ジダン選手を「売春婦テロリストの息子」呼ばわりしたと報じている。こうした様々な観測が流れているが、ジダン選手も口を閉ざし真相は結局、不明のままだ。代理人によると同選手は数日中に説明するという。
一方、FIFAは11日の声明の中で、ジダン選手の退場について「規律委員会を開き、可能な限り正確な状況を解明するため調査する」と発表した。FIFAは調査についてレッドカードが出た際に、行なう通常の手続きの一環としている。ただ、マテラッツィ選手への調査については言明していない。ジダン選手は延長戦の最中に退場処分を受け、イタリアがペナルティー・キック戦を制して優勝した。FIFAによると当時、第4審判が事態に気づき、通信機器でオラシオ・エリソンド主審(アルゼンチン)に伝えていたという。【了】
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ライブドア・ニュース 戸塚雅美記者/NK
(参照:http://blog.livedoor.jp/emasutani/)
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2006年07月12日18時25分