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(回答先: トレビの泉に飛び込む若者 イタリア、興奮状態に [共同通信] 投稿者 white 日時 2006 年 7 月 10 日 10:04:57)
□ジダン退場で悲嘆 パリ、奇妙な静寂 [産経新聞]
http://www.sankei.co.jp/news/060710/kok031.htm
ジダン退場で悲嘆 パリ、奇妙な静寂
【パリ=山口昌子】フランスは9日夜(日本時間10日未明)、ワールドカップ(W杯)の決勝戦でイタリアに敗北を喫したうえ、主将ジタン選手が引退を前に最後の試合でレッドカードで退場させられたことで、失望と悲しみに覆われた。
シャンゼリゼ大通りは勝敗にかかわらず100万の人出が予想されたため夕方から車両が通行禁止になったが、試合終了直後、奇妙な静かさに包まれた。座り込んで虚空を見つめている少年やその父親らしい男性。黙々と凱旋(がいせん)門に向かって歩くグループや家族連れの顔にも深い失望と悲しみが刻まれていた。50万の人出が歓喜したブラジル戦やポルトガル戦の夜がまるで遠い夢のようだ。
凱旋門にはフランスが1998年に優勝した夜と同様に、「メルシー・ブリュ(仏代表)」「ジズ(ジダンの愛称)オン・テーム(みんな、君を愛してるよ)」「ブリュを誇る」の電光掲示板とジダン選手らの巨大な顔写真が映し出された。
その下でテレビカメラに向かって、自らを鼓舞するように三色旗を振りながら「ジズー(ジダン選手の愛称)メルシー」と叫ぶグループの姿がかえって、失望の深さを際立たせていた。その空騒ぎを遠巻きに見守る多数の憲兵隊の姿が、今のフランス社会の不安定さを象徴しているかのようだ。
(07/10 11:46)