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『…神経症は愚かなんてものじゃない!』
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はじめは大和の“錨受けの部分の”デザインが、メェだなあ、と思ったんだと思う。
眺めていたのは、男たちの大和/YAMATOだったかな…。
ツタヤのモニターは見づらい/聴きづらいだけでなく、最近は全編を映さずで、
「DVDの予告編」だけしか見せないわけだ。
しかし予告編といっても‥‥特典映像の紹介まで含めると、1回のサイクルが
何分もになってしまっている。もし店員が来たり、客が被って、そのシーンを、
デジカメで旨く撮れなかったら‥‥取り直しも、何分も後になってしまうわけだな。
それが1回で片付けばいいが…。
しかも、これに引きずられているうちに、さらに別の場面も撮ろうとして、複利になって
しまったりする‥‥排水の渦の周りをミニカーと葉っぱが回り始める。そして仕上げでは‥‥
恐ろしくも、次のチャンスが来るまで待っている間に、別のモニターに手出ししたりするわけだ‥‥。
こうなるともう無間地獄も複利だもので、とにかく“パンクしないうちに
一刻も早く終えようと焦るばかり”なわけだ…。
店員も仕事‥‥そこら同じコースを往復する伝書鳩(?)なわけで、一方裏方としては、
不審な男に万引き監視も釘付けかもしれず‥‥何とか見咎められず、
降って湧いた不幸を着陸させねばならなくなってくる。
それでまあ結局‥‥やっと‥‥最初の大和の、問題のショットが、それなりに撮れたのだが。
次の映画‥‥スラムダンサーのドキュメンタリーでは、
住宅街の背景にケムが写って見えたので、これを撮ろうと四苦八苦。
あと、とにかく難儀したのが、獣王星だったか‥‥
巨大な1つ目の惑星怪獣を撮ろうとしたわけだが。
アニメは顔のアップが同じ調子でやたら出てくるんだな、登場人物の紹介が二度あって、
アップが二度あって、それから刀を抜いて、走り始める‥‥ここでシャッターを押すと、
必ず、次のジャングルのシークエンスを撮ってしまうわけだ‥‥。反射神経は間に合っているが、
サイズの大きい画像を低速で印画するのに対し、このアニメの紹介カットは余りにも短い、
コンマの秒数をカウントしてタイミングをはかるのも簡単ではないようで、
もっといいカメラでないと‥‥。これを幾度とろうとしたか、もしかして20回ぐらいトライしたかもしれない。
死角とはいえ、さすがに店員も、呆れるというか、ンとなったのではないか?
“ほんとうは一度でも“おやめください”だったはずなのだ”
これが、惑星を覆う台風の目も撮ろうとか、タイトルロゴの線が錯綜して光る場面も撮ろうとか、
じわじわと本格的に地獄めいてくるが、それでも泣く子と強迫には逆らえないわけだな…。
そして、その間にカリブ海の海賊のモニターを観始めるが‥‥これが曲者。
‥‥長尺の似たようなシーンを組み合わせた、微妙に違う幾つもの小編で、
全体を循環する。そうしながら、輪切り状に‥‥DVDの内容である、映画スタッフの
大掛かりなメイキング(の様子)を細切れに‥‥紹介していくという
…とにかく、むやみにボリュームのある予告編なのだ。
だが、それを延々と視聴(もう2度目になるとね…)しているときだったか、
今度は野球邦画のピーナッツを(…こちらは映画全編)飛ばし飛ばし観てしまったりする。
こうなるともう‥‥さながら‥‥百面差しめいてくるわけだな。
ところでカリブの賊は、髑髏の(凝った)ミニアニメでも
感じられるようにリリース日が忌み数だったと思う…。
カリブの、周到というか、執拗な「紹介それ自体」を見るにつけ‥‥
海の一部をプールにまでして“無人島”に何台かのトレーラーで機材を運び込むが如き大規模な
撮影で、一大エンタメをつくっていたわけだが‥‥しかし、それがそのまま出資者たる陰謀組織の
啓蒙チャンネルと化すわけだろう、つまるところ。
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