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とある三宮のビル(…神戸に来て見ていない人はいないのではないかというような)
このビルには、潜水艇のような丸い窓がある。
見上げるに、ビルの各層は張り出し窓になっており、夕方にも出くわせば底面に間隔をあけて
ヤツメウナギの目のように並んだライトが点灯しているという風情だ。
そして震災で中層が押しつぶされた前身の旧交通ビルには、いま丸い消火栓が4基据え付けられている‥‥
などと「小道具」立てに事欠かない。
それに‥‥隣接するBOX一体型の自販機には、空き缶入れの丸い口が空いているが、封鎖されたということなのか
丸が「縦に」もう1つあるのである。(街を見ていて分かるように、スペースが有っても大抵1つか横2つではないか…)
しかも液晶広告がBOX上部に嵌め込まれて熱が篭るというのか、左右に排気口みたいなものまである。
それには横に平行の桟みたいな格子が入っていて、これはスピーカーにしては無骨(不恰好)に映る(…まさか兼ねている?)。
そうだとしたら…この“祭祀空間”一帯、何と擬装も御苦労な(執拗な)ライトモティーフ(丸)の繰り返しなのだろう!
‥‥
なぜ、ここが怪しいかというと、みな銀(みなと銀行)が入っているからで…神戸の裏金はここが
ターミナルではないかと思うからである。みな銀のマークこそ、目(のじぎく)と眉(ケム雲)のようなシンボルを
用いている(…思えば青白水色でもある)。
関空直通バス券売機(…三宮に数ある格安販売機でも停留所傍の正規)と言えば、
ピンと来る人も多いだろう。こちらのスピーカー2機も丸い。
※実は、この正面の、背の低い時計小屋(…ぷり蔵センターみたいな)が、“目組織系”の(サラロンの)テナントの
ネオンに囲まれて、その一角だけ薄暗く、まさに目の紋章とアーチの玉眉になっている風、というわけなのであるが‥‥。
‥‥
そもそも眉睫毛というのは、取り囲むそれ自体(…その各部そのもの)、この水玉の点々が、実のところ目なのではないか、
というのである(…昔の異星人像の角の先、悪魔の先、そういう一本一本の先端の玉を意味するような)。
要するに何やら目の数の多い生き物(…集合でいいなら人間もそうなのだが、群れではなく一匹百目といったような)を
崇拝しているらしいのである。
では、そんなヤツメウナギのような生き物が実際に居るのだろうか(ヤツメウナギを除いて、「知的生命体」で)。
もちろん、それは幾分なりともSFの世界の住人であるかもしれない。
‥‥
機械を末端労働者とし、労働者各々がシステムの中間管理者に昇格するような
遠未来の書斎、事務机とは管制室であろう。
といっても、それは制御室‥‥要は個別のコクピットであり、
同時の情報を一括管理するのが常態になるやもしれぬ。
そのとき例えば労働者そのものが、先天的に遺伝子処理された職業体型をしているかもしれないわけである。
複数のモニターが当然なら、複数のモニターを「別の視界」で個別処理する総体でなければ始まるまい。
それは、必ず一対の眼球に一つの中枢を擁する、それの列を為す、グループでなければならないのではないか。
豚に乳房が並ぶように、知の器官が発達している場合には、
それだけの「多数的環境要求」に「多数的器官解決」を為すには、
多数のチップ(2個に1つのセット、ブレイン‐アイ)の平行列を要するはずなのである。
未来にありうるものは、パラレルワールド(先進惑星圏に)既にあると視なければなるまい。
この世界は、一般労働者が知らない世界の先進技術に従属し、テクノロジーを一部導入して貿易し、先進の何者かに
(支配地の末端までを、存在すべき)存在として認知してもらっているはずなのである。
‥‥
しかしヤツメウナギ型の知的生命体といったような、そんな空想の産物があるか、といわれるか。
空想の産物だからこそ、空想の産物の科学として、実際にありうると思うのである。
つくるのが科学者という人間なら、
彼らの考えそうな空想の、
まさしく産物として実体化するのであろう、バイオロイドは。
‥‥
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