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(回答先: 想定外?実刑に直立不動 ぶぜんと配布の要旨読む [中国新聞] 投稿者 white 日時 2007 年 3 月 16 日 11:04:01)
判決公判のため東京地裁に向かう堀江貴文被告=16日午前9時26分
堀江被告に懲役2年6月の実刑 ライブドア事件で東京地裁
ライブドア(LD)粉飾決算事件で、証券取引法違反の罪に問われた前社長堀江貴文被告(34)に対し、東京地裁は16日、懲役2年6月(求刑懲役4年)の判決を言い渡した。
堀江被告は無罪を主張したが、小坂敏幸裁判長は粉飾決算による有価証券報告書の虚偽記載と偽計・風説の流布の起訴事実をすべて認定。争点のLD株売却益計上の違法性について「売却に関与した投資事業組合は脱法目的で組成され、売却益計上は許されない」と判断し、投資家を欺いた責任を厳しく指摘した。
一連の事件では、7人とLDなど2社が起訴され、判決は初めて。
判決によると、堀江被告は元取締役宮内亮治被告(39)らと共謀の上、LDの2004年9月期連結決算で、架空の利益や、別勘定にしなければならないLD株売却益を計上し、約3億円の経常赤字を約50億円の経常黒字に粉飾した有価証券報告書を提出した。
また同年10―11月には、関連会社の買収先の企業価値を過大評価したり、関連会社の虚偽の業績を発表したりした。
昨年9月から始まった公判では、堀江被告の関与を指摘する宮内被告らの証言の信用性やLD株売却益計上の違法性などを争点に、検察側と弁護側が攻防を続けた。
検察側は論告で「堀江被告が犯行を主導し、自己と会社の利益のため、投資家を欺いた。反省も皆無」と指摘し、弁護側は最終弁論で「関与はなく、検察がストーリーをでっち上げた」と反論していた。
争点を絞り込む公判前整理手続きが適用され、昨年1月の逮捕から約1年2カ月、初公判から約半年で判決となった。
【有価証券報告書の虚偽記載】
堀江被告は元取締役宮内亮治被告らと共謀し、LDの2004年9月期連結決算で、売り上げと認められないLD株売却益約37億6000万円や買収予定企業2社との架空取引による利益約15億8000万円を売上高に含め、約3億円の経常赤字を約50億円の経常黒字に粉飾した虚偽の有価証券報告書を提出した。
【偽計・風説の流布】
同様に宮内被告らと共謀し、同年10月から11月にかけ、ライブドアマーケティング(LDM)が出版社を買収した際、出版社の企業価値を過大評価した上、LDMの業績を虚偽発表するなどした。
<判決骨子>
一、被告を懲役2年6月に処する
一、ライブドア株を売却した投資事業組合は脱法目的で組成され、株売却益の売り上げ計上は許されない
一、被告の故意、共謀を指摘した宮内亮治被告らの供述は信用できる
一、架空利益の計上を除き、犯行を主導したとまでは認められない
一、粉飾は高額ではないが結果は重大で、反省も全くない
(共同)
(2007年03月16日 12時04分)
http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2007031690100606.html
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