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□ホリエモン「記憶がない」を連発…裁判長あきれた [スポーツ報知]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2785112/detail?rd
ホリエモン「記憶がない」を連発…裁判長あきれた
ライブドア(LD)事件で証券取引法違反罪に問われた前社長・堀江貴文被告(34)の第25回公判が28日、東京地裁で開かれた。この日は、最大の被告人質問最終日主張の場だった全5回の被告人質問の最終日。堀江被告は検察側主張の架空利益計上の指示について「絶対にない。自信がある」と強調する一方で、小坂敏幸裁判長の被告人質問に対し「記憶がない」を連発した。この日で証拠調べは終結し、論告求刑、最終弁論を経て、来年3月にも判決が言い渡される。
ホリエモンが無罪を勝ち取るべく臨んだ被告人質問は、不完全燃焼のまま終わった。
かつての側近たちに、こぞって自身の事件への強い関与を供述されている堀江被告にとって、被告人質問の最後に最高のチャンスがやってきた。小坂裁判長がこれまでの供述内容を確認するため直接、質疑応答する“アピールタイム”が設けられたのだ。
出足は好調だった。検察側証人として出廷した元取締役・宮内亮治被告(39)=同罪で公判中=らの証言で印象に残ったことを聞かれると「ほかにもでたらめ言ってたけど『クラサワ(自社株売却益環流のスキームで使った会社)がカーターって(隠語で呼ばれていたことを堀江被告が)知らない』とか、それ知らねえって言い過ぎじゃねえか、みたいな」と、なぜかべらんめえ口調で即答。だが、その勢いも長くは続かなかった。
不正を知っていた証拠とされるメールや貸株契約書のサインについて聞かれると、一気にトーンダウン。「覚えていない」「記憶がない」を連発し、小坂裁判長には「明々白々な署名やメールについての記憶が再生できないということは、君の当時の記憶はかなりあいまいということになる」とあきれ気味に諭されてしまった。
それでも、架空利益計上の指示については「そんなの絶対にしてない。自信があります。(元幹部らが)楽な方向に走っただけじゃないですか」と強調。意地をのぞかせた。
一方で、社会に対して言いたいことを聞かれると「利害関係者に迷惑をかけ、非常に申し訳ない」と謝罪。さらに「調子に乗ってしまったというのはアレなんですけど、成長ばかりに目が行って、内部の組織固めがきちんとできていなかった」。自らが推し進めてきた急激な拡大成長路線に対し、初めて反省の弁を述べた。
この日で証拠調べは終結し、実質的な審理は終了。小坂裁判長は来月22日に検察側の論告求刑公判、来年1月26日に最終弁論をそれぞれ開くことを決めた。判決言い渡しは来年3月とみられる。
2006年11月29日08時15分
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