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(回答先: Re: 事件の主導者は ホリエモンなのか、という疑問 [J-CASTニュース] 投稿者 スパイラルドラゴン 日時 2006 年 10 月 15 日 03:27:39)
ライブドア公判:堀江被告 検察側の「構図」強く否定
証券取引法違反に問われたライブドア(LD)前社長、堀江貴文被告(34)の東京地裁(小坂敏幸裁判長)公判は7日、堀江前社長本人への被告人質問が始まった。堀江前社長は「軍隊じゃないんで(私が)グループ全体を強力に指揮統括していたというのは実態と違う」と述べ、自らが事件を主導したとする検察側の構図を強く否定した。
堀江前社長は、周囲の反対を押し切って経常利益の予想値を50億円に上方修正するよう指示したなどとする検察側主張にも反論。「私は経費の支出にうるさいのは確かだが、それは赤字部門だけ。資金が入ってくる方にはうるさく言う必要もない」と述べた。
また、強制捜査前の昨年12月中旬ごろ、LDを辞めた元執行役員から「地検に呼ばれて、株式の100分割前後に赤字会社を買っている経緯を聴かれた」と電話で言われ捜査を察知。前財務担当取締役の宮内亮治被告(39)=分離公判中=に伝えたという。堀江前社長は「宮内さんは12月中に持っているLD株式を売却したと聞いた」と、宮内被告の独断ぶりを指摘したうえで「宮内さんとは上下の関係と思ったことはない。ビジネスパートナーだ」と強調した。
公判では(1)事件の舞台となったファイナンス関連部門は堀江前社長の指揮下にあったのか、宮内被告が主導したのか(2)粉飾に利用したとされる投資事業組合は検察側の主張通りダミーなのか、それとも実体があったのか−−などが争点。これまでの公判で宮内被告は「粉飾は堀江(前社長)に報告され、了承された」「架空取引も『やりきるしかない』と了承していた」など述べ、ほかの元幹部も堀江前社長の指示や関与を証言した。
一方、弁護側は公判で、宮内被告と前執行役員の中村長也被告(39)が投資事業組合を利用して自社株売却益の一部を私的に流用したと指摘し、事件は堀江前社長ではなく宮内被告の主導だったと主張。LDの監査を担当した公認会計士の久野太辰(ひさのたいしん)被告(42)も「宮内さんと中村さんの2人で取引をしていて、社長は知らない」と弁護側の主張に沿う証言をした。
被告人質問は28日まで計5回、約25時間にわたり行われる。【佐藤敬一、篠田航一】
毎日新聞 2006年11月7日 10時36分 (最終更新時間 11月7日 11時44分)
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