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株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu127.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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怪しげな数々の手法は、アメリカあたりで10年以上も前に、
株の詐欺師たちが一般大衆をだましてきたシロモノでした。
2006年9月12日 火曜日
◆<堀江被告公判>ファンドに違和感 税理士が証人出廷
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060911-00000081-mai-soci
証券取引法違反に問われたライブドア(LD)前社長、堀江貴文被告(33)の第3回公判が11日、東京地裁であり、経理などを担当していた税理士が証人出廷した。粉飾に利用したとされるファンドについて「利益源泉がLD株売却益だけで、契約書の変更が何度かあるなど違和感があった」と検察側主張に沿った証言をした。
(毎日新聞) - 9月11日19時56分更新
◆ライブドア・堀江元社長の責任範囲は?【森田レポート】 9月5日
http://www.miller.co.jp/kmp00/visitor/market/bn/200609/20060905.html
注目のライブドア堀江元社長の証券取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載、偽計、風説の流布)に関する公判が始まりました。堀江元社長は全面無罪を主張しています。堀江元社長がすべてを知っていたかどうかが『法律上』の争点になると専門家が言っていました。
『はっきりと知らなければ罪はない』というのが、堀江元社長の言い分となっています。そしてこれは、ライブドア当時の『むりやり自分の意見を通す』というやり方と同じです。
堀江元社長は頭が良いので、何でも『言い負かせられる』という人生を送ってきたことで、今回も『言い負かせられる』と思っているのではないかと思います。
ある専門家は堀江元社長が無罪となれば、検察庁の強引なやり方でライブドアの時価総額5000億円が吹っ飛んだことになり、それによって検察庁が責められるので、検察は法律以外の意味でも必死にならざるを得ないと言っていました。
社長は知らなければ問題にならないかどうかですが、道義的責任については『知らなくても問題になる』ことは、引責辞任が多発していることからも明らかですが、法的責任になりますと、「知らなかった=犯意がなかった」ということになりますから無罪になるかもしれません。
しかし、堀江元社長は強い人だなと感じました。
元部下が全員反旗を翻しても『自分自身を見失わない』という生き方は『まさに社長にふさわしい』生き方ではないかと思います。
つまり、社長とは『信念で生きる人』であり、『信念』でなく『理論』であれば、良く言われますように経営学の大学の先生が一番優秀な経営者ということになります。
問題は『信念』にあります。お金を儲けることが第一の信念であり、お金が儲からなければ社会に影響は与えられない、社会に影響を与えられなければ自分の存在価値は生きている間しかないという考え方を多くの経営者はしていると思います。
堀江元社長も同じような考えを持っていたかもしれません。
しかし、人間の人生は『結果』だけではなく、『過程』にも責任があります。ケン・ミレニアムが自社サイトに広告を出していた時も消費者金融・商工ローン・商品取引・美容整形など非常に多くの企業の広告は受けられないと申し上げて『広告会社が非常に苦労した』ことがありました。
これは自分のサイトを訪問した方が『つい、バナー広告を見て、手を出してしまった』と言う時に、ケンミレがバナーを出さなければという気持ちを持つでしょうし、ケンミレが結果的に橋渡しをしたことになりますから一切行いませんでした。
(中略)
堀江元社長は若い人ですから将来はまだまだです。人間は失敗に学んで成長しますので、堀江元社長にとっては『有罪』になった方が幸せになるのではないかと思います。
有罪になって刑務所の中で『何が正しいのか』、『人生は如何にして生きるべきなのか』ということを正面から考える時間が必要ではないかと思います。
優秀な人間は沢山います。しかし、優秀な人間のほんの一部の人しか社会に貢献できていません。多くの優秀な人間は『最初にもらった才能』にあぐらをかいてしまって、社会を甘く見て、最後に強力なしっぺ返しを社会から受け、その時(年取ってから)になって初めて気が付き、しかし「時、既に遅し」で取り返しがつかないという人生を送ります。
非常に大きな才能を持ち、独立性を持っている優秀な堀江元社長ですから、人生を考え直す時間を神様が与えてくれるかもしれません。
もし、無罪になれば『堀江元社長は神様から見放された』ことになるのではないかと思います。
神様が堀江元社長に何らかの使命を与えているとすれば、『堀江元社長を有罪』にするか、無罪にしても『今回の事件を切っ掛けに堀江元社長が生まれ変わって』社会に必要なものを供給するという生き方に変わるのではないかと思います。
しかし、自分が神様から貰った才能だけで生きるというこれまでの生き方を続けることになれば、神様は堀江元社長には『何らの使命』も与えておらず、堀江元社長はお騒がせ人物としての存在だけになるのではないかと思います。
現時点では堀江元社長が無罪になるか、有罪になるかはあまり興味がなく、裁判が終わったあとの堀江氏個人の『人生の選択の仕方』に興味があります。
レポート担当 森田謙一
◆ゲームとしての犯罪 −号外7 8月29日 「ホリエモンの錬金術」
http://blog.goo.ne.jp/yamane_osamu/e/143db0ad5af087b83bd69897dff8cff4
この天下一家の会とライブドアとが極めてよく似ていることについては、昨年「ホリエモンの錬金術」を連載していた、かなり早い段階で気付いていました。
まず2つとも、参加する人達に配分すべき利益の源泉が欠けていることです。お金をタライ回しにしているだけのことで、いわばババ抜きゲームのようなものです。両方とも初めからインチキなのですから、インチキの幻想が白日のもとにさらされたが最後、ゲームは瞬時にして終結し、ババをつかまされた多くの人達が被害者として残るというわけです。
次に言えることは、胴元である故内村氏とか堀江氏、あるいは周辺のごく一部の人達は、どのような時点でゲームが終ろうとも、必ず儲かるようにできていることです。インチキゲームのインチキたるゆえんです。
更には、この2つとも使い古されたイカサマ・ゲームであったことです。しかも、少しでも事情を知っている人ならば、そのイカサマぶりに気がつかないはずがないほど幼稚なものであったことです。
ことにライブドアについて言えば、この6年の間に、次から次へと繰り出してきたいかにも怪しげな数々の手法は、アメリカあたりで10年以上も前に、アングロサクソンの名うての詐欺師たちが一般大衆をだましてきたシロモノでした。いわば、手あかのついたインチキ手法を、単にサルまねをしただけだったのです。
(私のコメント)
ホリエモンの公判が始まりましたが、知らぬ存ぜぬと言っていれば無罪だという事なのでしょうが、社長でもありライブドアの広告塔でもあったのですから、実務は部下にやらせて、細かいことは知らないのは当然なのですが、その事で有罪に出来ないのなら、ヤクザの出入りでも「あいつを何とかしろ」と言っただけで「殺せとは言ってない」と言えば無罪になるようなものだ。
赤字を黒字決算にさせたのも堀江社長だし、それだけでも立派な詐欺行為だ。新興市場のライブドアは仕手株中の仕手株であり、株の初心者まで巻き込んでの事件だったから大規模な詐欺事件になった。カラクリを言えば株式分割とM&Aと増資を組み合わせて、増資した株を売却して利益に付け替えた。
このような仕組みは、ライブドアが無限に拡大すると言う前提なら成立するが、ライブドアは株券を販売するだけの金融会社だった。だから検察に告発されただけで株が七分の一にも暴落してしまった。国民的な仕手株だったから被害金額は数千億円にもなった。トヨタや松下が粉飾決算をして告発されても株価は大して動かないだろう。企業としての実態があるかなしかで事件性は大きく変わってしまう。
ホリエモンの新しいところはテレビを使った詐欺事件と言うことであり、有名ジャーナリストや竹中平蔵大臣や武部幹事長まで絡んでいたから国民の誰もが騙されてしまった。しかし今回の裁判では政界には波及させないだろう。しかし事件の規模からして放置も出来ないから検察は起訴に踏み切った。
ホリエモンに続いて村上ファンドの村上氏もインサイダーで検察に捕まりましたが、こちらは素直に罪を認めて釈放された。村上ファンドは他にも政界がらみやヤクザがらみの事件もあったのしょうが、司法取引みたいな事でうやむやにされました。さらには耐震偽装の事件も姉歯元一級建築士などに罪を被せて、政界や建設業界の偉い人は逃げ延びたようだ。
小泉政権の末期に現れたこれらの経済犯罪はみな政界も絡んでいるのですが、政界には余程のことがない限り検察の捜査の手は伸びないようになってしまった。つまり官邸はかなりやばい事をしても検察の人事にまで口出しして、微罪の事件も国策捜査で有罪にするのに、官邸がらみの犯罪は手を出せなくしてしまった。
ホリエモンも自民党の中枢にまでコネができた事で「知らなかった」で微罪で済ませられるかもしれない。このように官邸の権限が強まった事で大臣の人事から役人の人事まで官邸が支配して、自民党から各官庁まで右にならえをするようになった。マスコミも靖国問題のように中国のバックアップのある問題を除けば官邸の言いなりだ。
ある意味では小泉首相とホリエモンはよく似ており、テレビの使い方がうまく、政府や会社を独裁的に動かしても、何か問題が起きても責任は他の部下が負うだけで自分は無傷でいられる。これでは検察も警察もやる気をなくして犯罪捜査もいいかげんになり、秋田の児童殺害も事件を事故にしたり、山口の女子学生殺害でも10日間もオートバイや犯人の自殺死体が放置されていた。まったくやる気が無いのだ。
たしかに小泉内閣になってから官邸に権力が集中して大統領的総理大臣になりましたが、自民党も検察も警察も権限が無くなって機能しなくなっている。そして絶えず官邸を見ながら仕事している。金と人事権を持ってしまえば民主主義国家でも独裁は可能だろう。
ホリエモンもライブドアでは金と人事権を持つ独裁者だったはずだ。それを象徴するように会社でも外でもTシャツ姿で仕事をした。だからホリエモンの決済が無ければ部下は何も出来なかったはずだ。ホリエモンは金さえあればなんでもできると豪語していたが、事業が大きくなるにつれて政界とのコネも必要になり自民党の武部幹事長とも金で関係が出来た。
すなわち金で政界とも関係が出来れば犯罪を犯しても黙認されるし、西武の堤義明オーナーのように金がなくなると、今までの脱税や証券取引法も適用されて捕まるようになる。まったく最近の日本は腐りきっている。
ミミ ヽヽヽヽリリノノノノ 「想定の範囲内」
ミ ,,、,、,、,、,、,、,、、 彡 「人の心は金で買えます」 「世の中、金だ」
l i''" i彡 「サラリーマンは現代の奴隷階級」
.| 」 ー' 'ー | 「自称中流は、いまや下層階級」
,r-/ -・=-, 、-・=- | 「起業家は現代の貴族階級」
l ノ( 、_, )ヽ |
ー' ノ、__!!_,.、 | 『ずるい手でも法律に触れなければ勝ち』
∧ ヽニニソ l 『大衆の7割はバカで無能www』
/\ヽ / 『ずる賢い 人にだまされちゃいますよww』
/ ヽ. `ー--一' ノ/ヽ ノ7_,,, 、 ______
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