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2006年9月4日(月)
鈴 木 宗 男
朝から堀江貴文氏の初公判で持ちきりである。テレビ、特に民放は中継までして扱っている。緊急性のある事ではないと思いながら、メディアの視点がどこにあるかでニュースが大きくなったり小さくなるのだと痛感する。夕刊も1面トップで扱っているが、事件の中身よりも「堀江貴文」というネームバリューのせいなのか。とにかく、大きな扱いである。
私から言わせれば、平成14年6月の私の逮捕と堀江貴文氏の逮捕の共通性は、国策捜査であるということだ。私の場合、時代のけじめとして、改革に逆行する守旧派、古い政治家の代表として、メディアスクラム、外務省、検察のリークにより、間違った世論を作り上げ、少々無理しても国民の反発はうけないという環境を作っての逮捕である。堀江貴文氏の場合私とは逆に、改革の寵児(ちょうじ)ともてはやし、特にマスコミが大きな役割を果たしてきたのだが、ゲーム感覚でお金儲けをし、不労所得を得るやり方に、勤勉性を旨として日本人が働かなくなり、道義が軽んじられ、このままでは日本の将来が危ないと、本来なら政治が判断すべき事を、検察が権力を背景に作り出した事件であると考える。全く正反対の構図であるが、国策捜査である事では一致していると私は考える。
松山千春さんが30周年記念コンサートでいつも話していた「勝った者が正義ではなく、正しい者が正義だ」という言葉が、重く、大きく感じられる。同時に、強い者、権力のある者が正しいのではない。正直に、コツコツ真面目に頑張っている者が人生の勝利者であり、正しいのだという事を、私は訴えていきたい。
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