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村上容疑者 「犯意」認める供述 ライブドア大量取得、認識後買い増し
ニッポン放送株のインサイダー取引事件で、証券取引法違反容疑で逮捕された村上ファンド前代表、村上世彰(よしあき)容疑者(46)が東京地検特捜部の調べに対し、平成16年11月8日にライブドア側による同株大量取得を知りながら、同株を買い増したことを認める供述を始めたことが19日、関係者の話で分かった。同容疑者はこうした供述調書に署名したとみられ、証取法上はこれまで否認してきた「犯意」を認めたことになる。
村上容疑者は逮捕前の記者会見で「罪を犯そうと思ったわけではないが(ライブドアの動きを)聞いちゃったんですよ」と述べるなど「過失」を強調、違法性の認識を否定した。逮捕後も犯意を否認し、インサイダー取引の規制対象となる5%以上の大量取得決定を知った時期についても明確にしていなかった。
関係者によると、村上容疑者はライブドアの大量取得の決定を認識した時期について、「逮捕容疑の16年11月8日にライブドア側から『どーんと買いたい』というような話があった。一般的にはその時期に認識したと言われてもやむを得ないやりとりがあった」などと話したという。
証取法などでは、売り抜ける目的でなくても大量取得について知ったうえで主体的に買い増しをすれば、インサイダー取引の「故意」があったとみなされる。
村上容疑者は「インサイダー取引規制は知っていた。インサイダー取引に当たらないと解釈して買い増しを続けたが、検察庁に『当たる』と言われればそうかもしれない」と供述しているというが、ライブドアの大量取得決定の認識時期を認めたことにより、法律上は「犯意」を認めたことになる。
ただ動機について村上容疑者は、当初からニッポン放送株の株価が高騰したところで、ライブドアに売りつける利益目的だったとする特捜部の見方を否定しているもようだ。「株の売却を決めたのは17年に入ってから」と主張しているという。
これまでの調べでは、村上容疑者は村上ファンドの投資顧問会社「MACアセットマネジメント」役員らと共謀、16年11月8日にライブドア側から同株の大量取得の決定を伝えられながら、同月9日から翌17年1月26日にかけて、同株約193万株を99億5000万円で買い増した疑いが持たれている。
http://www.sankei.co.jp/news/morning/20iti001.htm
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