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(回答先: 報道で明らかになって村上ファンド出資企業: [某所より] 投稿者 乃依 日時 2006 年 6 月 18 日 09:22:08)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/money/20060612/104122/?P=2
村上ファンド、出資元の6割は「大学財団・基金」
彼を「その気」にさせたのは誰なのか
2006年6月13日 火曜日 田村 賢司
ヘッジファンド 大学財団 ハーバード
実は大学財団・基金は、最も猛々しい投資家の1つなのである。例えば、村上ファンドへの投資家の1つと見られる米国の名門、ハーバード大学の基金の資産額は32億ドル、つまり3兆5200億円(1ドル110円換算、2005年6月末時点)にも上り、2004年6月まで10年にわたって年平均15.9%のリターンを上げていると言う。
ハーバード、イエール大学のファンドは超強気
実際の運用を受け持つハーバード・マネジメント・カンパニーという関連会社は、175人のスタッフを抱え、自ら株式や債券などで買いと売りを両建てにしたロング・ショートと呼ばれる投資までしている。ある意味、彼ら自身が巨大なヘッジファンドなのである。
同様にイエール大学、テキサス州立大学もそれぞれ約2兆円の資産を持ち、テキサス州立大の運用責任者は、世界最大の公的年金基金とされるカルフォルニア州公務員退職年金基金(カルパース)の運用幹部だった人物であり、イエール大は総資産の約60%をヘッジファンドをはじめとするオルタナティブ(代替)投資に振り向けているという。
伝統的な株式や債券などの買い持ち投資を代替するものとしてその呼び名のあるオルタナティブ投資は、リスクヘッジとともに積極的な利回り向上が狙いだが、イエール大の場合は、ヘッジファンドのほかに、ベンチャーなど未公開企業への投資や不動産、商品、さらには森林資源など実物投資にも踏み込んでいると言われる。
無論、運用の狙いは大学の運営資金を稼ぎ出すことだが、もはや彼らは「大学の競争力の基は、財務力にあるとさえ考え始めている」(ヘッジファンドに詳しい山内英貴・GCIキャピタル代表取締役CEO)ほどだという。
そのため彼らは「資産運用のために常に世界中の優秀なヘッジファンドマネジャーを探し」、短期的に運用成績が悪化したからといってすぐに替えたりはしないが、「『代わりはいくらでもいる』とも見ている」(同)。あからさまな圧力はないにせよ、いつでも首をすげ替えられる無言のそれが、何らかの影響を及ぼした可能性はあるだろう。
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