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村上容疑者、ニッポン放送株売却先に苦慮 インサイダー引き金?
ニッポン放送株のインサイダー取引事件で逮捕された村上ファンド前代表の村上世彰容疑者(46)が平成15年、ニッポン放送側に保有株の買い取りを拒否され、売却先に苦慮していたことが10日、分かった。楽天など数社にも買い取りを打診した末、ライブドア(LD)に同株の大量取得を持ちかけており、売却方法に困ったことが、インサイダー取引につながったとみられる。
村上容疑者は14年秋以降、同株の本格取得を開始。15年7月提出の大量保有報告書で、発行済み株式の7・37%取得を明かした。
関係者によると、村上容疑者はその間、複数回にわたりニッポン放送幹部と面談し、自らの保有株を買い取るよう執拗(しつよう)に要求した。流動性のある市場での売却に比べ、安定した価格で売り抜けられると判断し、「自社株買い」を受け入れさせようと画策していたという。
しかし、ニッポン放送側に拒否されたため、16年5月、同ファンド幹部の社外取締役への起用やフジテレビとの資本関係の見直しなどの要求を突き付けた。ニッポン放送経営陣を揺さぶるとともに、株価上昇を狙ったとみられるが、失敗に終わった。
村上容疑者はこの時点で発行済み株式の10%以上を保有していたが、株価の低迷で市場で売却できず、売却先に苦慮していたという。
このため村上容疑者は同年7月ごろから、楽天や海外ファンドなど複数社に対し高値買い取りや、株価引き上げのための「応援買い」を打診。楽天には断られたが、同年9月15日、LD前社長の堀江貴文被告(33)らに「3分の1のニッポン放送株を取得すれば経営権がとれる」と大量購入を促し堀江被告が応じた。
調べによると、村上容疑者は遅くとも同年11月8日に堀江被告らと面談した際、LDが大量購入方針を決定したと認識。翌9日から、LDの同株大量取得公表前の17年1月26日までに計193万株を99億5000万円で買い増したインサイダー取引の疑いが持たれている。
http://www.sankei.co.jp/news/morning/11na1001.htm
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