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村上容疑者 経営権奪取で指南書 地検押収 ライブドアに提示
村上ファンドによるニッポン放送株のインサイダー取引事件で、村上ファンド前代表の村上世彰(よしあき)容疑者(46)=証券取引法違反容疑で逮捕=が平成16年9月、ライブドア(LD)側にニッポン放送の経営権奪取を目的とした資料を提示し、同株の大量取得を勧めていたことが6日、関係者の話で分かった。東京地検特捜部と証券取引等監視委員会はこの資料を押収、村上容疑者が当初からインサイダー取引の犯意があったことを裏付けるものとみているもようだ。
関係者によると、押収されたのは「ニッポン放送について」と題する資料。ペーパー5枚程度で、村上ファンドと株買い占めの協力会社がニッポン放送株の過半数を取得したときの事業展開の相乗効果や提携内容などが、チャート図を交え説明されている。
村上容疑者は16年9月15日、ライブドア前社長の堀江貴文被告(33)や前取締役の宮内亮治被告(38)=ともに証取法違反罪で起訴=らと面会。「私はいま12%程度のニッポン放送株を持っている。今後、買い進めるから、そちらで3分の1を取得すればニッポン放送の経営権がとれる」と話し、LD側に同株の大量取得を勧めた。その際、村上容疑者はこの資料を提示。ニッポン放送の経営権を握れば同社が大株主のフジテレビを支配できることも説明し、大量取得を促したという。
村上容疑者とLD側はその後も何度か協議を進めたが、堀江被告が一時、大量取得に躊躇(ちゅうちょ)する姿勢を示したこともあって、同年11月8日に面会したときにも同じ資料を提示し、LD側のプラス面を力説した。
村上容疑者は逮捕前の会見で、「もうけようとしたわけではないが、(LDの動きを)聞いちゃった」と過失犯であることを強調していた。しかし、経営権奪取を目的とした資料を提示していたことで、村上容疑者に早い段階から犯意があった疑いがより強まった。
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東京地裁は6日、村上容疑者について、15日まで10日間の拘置を認める決定を出した。
http://www.sankei.co.jp/news/morning/07iti003.htm
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