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□堀江主犯シナリオに“ひび” [ゲンダイ]
http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/story.html?q=30gendainet02026540&cat=30
堀江主犯シナリオに“ひび” (ゲンダイネット)
右腕と言われた男は“完落ち”していなかった――。ライブドア事件初公判で、元ナンバー2の宮内亮治(38)は、自社株売却益の売り上げ計上について、「いけないこととは知らなかった」と起訴事実を一部否認。この発言が、検察側の「堀江主犯シナリオ」にひびを入れ始めている。
「認められないという明確な認識が当時なかった」
罪状認否に立った宮内は手元のペーパーに目を落としながら、釈明した。ホリエ裁判の争点でもある「自社株食い」の違法性の認識について、宮内は「なかった」と初めて明かしたのだ。
この言い分が認められると、ホリエモンが罪を認識しながらも、宮内に「ゴーサイン」を出したとする検察側立証が崩れる恐れがある。財務を一手に引き受けていた宮内に違法性の認識がなければ、“お飾り社長”のホリエモンはどうだったのか――宮内発言はホリエ裁判に大きな影響を与えそうだ。
「検察側の冒頭陳述には、宮内の提案に『そんな儲かっちゃうの。上方修正だね』と大はしゃぎする堀江の発言が出てきます。しかし、宮内に違法性の認識がなかったならば、通常の決裁の範囲に収まりかねません。『違法行為を指示・了承したつもりはない』とする堀江には“追い風”です」(司法ジャーナリスト)
宮内の一部否認について、ホリエモンの代理人・高井康行弁護士は「当時はファンドの会計処理ルールが確立していなかったから、『粉飾の故意』はなかったという主張なのでしょう。堀江の主張とほぼ同じ。我々の言っていることが実態に即していることがハッキリした」と自信満々だ。
宮内発言は、検察のシナリオを突き崩す「蟻の一穴」となるのか。
【2006年5月27日掲載記事】
[ 2006年5月30日10時0分 ]
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