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□堀江被告 自筆で保釈後の心境 「情報化社会 頭がついていかない感じ」 [産経新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060524-00000026-san-soci
堀江被告 自筆で保釈後の心境 「情報化社会 頭がついていかない感じ」
ライブドアの証券取引法違反事件で、前社長の堀江貴文被告(33)、証券取引法違反の罪で起訴=が二十四日、保釈後の心境や経営手法について、自筆の文書で報道各社に回答を寄せた。起訴事実をあらためて否認した上で、拘置所での生活について「人生を振り返る良い機会になった」などと振り返った。保釈後に報道各社から出された質問書に、弁護士を通じて回答した。詳細は次の通り。
−−保釈を迎えた率直な感想は。拘置所生活はどんなものだったか。
拘置所に入っている間は月日がゆっくりと過ぎていき、自分自身のこれまでの人生を振り返る良い機会になりました。情報から長期間遮断されていたのが急に情報化社会に放り込まれたことから、頭がついていかない感じでとまどっています。
−−ライブドアの大株主として、今後の事業にどうかかわっていくのか。事業家としての新たなプランは。
ライブドアの経営にかかわるつもりはありません。拘置所内で新しい事業プランなどを考えましたが、当面は訴訟の準備に没頭する予定です。
−−堀江被告の経営手法は「時価総額経営」と言われている。事件を受け、考えは変化したか。
「時価総額経営」をしていたつもりはありません。株式会社である以上は営業利益の拡大を目指すべきと考えており、変わるものではありません。諸行無常というのが私の人生観で、今の瞬間を精いっぱい生きようと努めてきたが、生き急いできたかなとも思うようになりました。心境の変化が、経営に関する考え方に影響を与えるかもしれないと感じています。
−宮内亮治被告らは起訴事実を認め、堀江被告の指示、了承があったと供述しているとされるが、ご自身の認識は。
起訴事実は認めておりませんし、違法行為を指示、了承したつもりもありません。
−−いま一番やりたいことは。会いたい人や食べたいものは。
「沈まぬ太陽」(山崎豊子著)を読み、ぜひ亡くなられた方々の鎮魂のために(群馬県の)御巣鷹の尾根に登りたいと思っていたので、二十一日に御巣鷹の尾根に登り、参拝をしてきました。今後、機会を見つけて山に登りたいと思います。
(産経新聞) - 5月24日15時59分更新
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