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堀江被告、保釈 勾留95日、深々と一礼
2006年04月27日22時29分
http://www.asahi.com/national/update/0427/TKY200604270288.html
ライブドア前社長の堀江貴文被告(33)が27日夜、東京拘置所から保釈された。証券取引法違反の容疑で1月23日に逮捕されて以来、勾留生活は95日に及んだ。
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保釈され、報道陣に会釈する堀江貴文被告=27日午後9時40分、東京・小菅で
納めた保釈保証金は3億円。東京地裁がこの日午後7時ごろ、保釈をさせないよう求めた東京地検の準抗告を棄却し、保釈が決まった。これを受けて前社長は午後9時40分ごろ、94日ぶりに姿を見せた。
前社長は青色のトレーナーを腕まくりした姿で現れた。逮捕前に比べると、ほおの肉が落ち、髪はかなり長くなっていた。
さかんにたかれるフラッシュに目をしばたかせながら2度ほど頭を下げると、大きな声で報道陣の問いかけに答えた。
「世間をお騒がせし、申し訳ございませんでした。ライブドアの株主の皆様、従業員の皆様、関係者の皆様、ご心配をおかけしました。また、大勢の方に励ましをいただき、ありがとうございました」
その後、深々と一礼し右手を軽くあげると、車に乗り込み、拘置所をあとにした。
保釈時に届け出た住所地である東京・六本木ヒルズの自宅に直行した模様だ。
関係者によると、拘置所暮らしの間に、前社長は体重が減り、現在の体調は悪くないという。
検事による取り調べがない時間は、大半を本を読んで過ごした。長編の歴史書のほか語学書も読み、3カ月の間に差し入れてもらった本は200冊にのぼったという。
前社長の公判には、新方式の「公判前整理手続き」が適用されることになっており、前社長を事件の主犯とする検察側と、容疑を全面否認する前社長の弁護団が、争点を絞り込む開廷前の作業も始まった。
初公判は早ければ夏にも予想されている。
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