★阿修羅♪ > ホリエモン・ライブドア事件とその裏1 > 738.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
□堀江“出所”脅える面々…今後の動向が波乱要因? [夕刊フジ]
http://news.www.infoseek.co.jp/fuji/story.html?q=27fuji320060427044&cat=7
堀江“出所”脅える面々…今後の動向が波乱要因? (夕刊フジ)
証券取引法違反での逮捕から3カ月余り、ライブドア(LD)前社長、堀江貴文被告(33)が27日午後、東京拘置所を保釈される見通しとなった。平松庚三現社長(60)は、同社を宇野康秀社長(42)率いるUSENに売り渡すシナリオだが、今もLDの筆頭株主である堀江被告の動向が波乱要因となる恐れもある。
東京地裁が26日、堀江被告の3回目となる保釈申請を認めたことで、保釈保証金の3億円を小切手でポンと全額納付した堀江被告。東京地検は同日夜、この決定を不服として準抗告し、“待った”をかけたが、地裁は27日午後、改めて保釈の可否を判断。堀江被告は1月23日に逮捕されて以来、95日ぶりに“出所”することになった。
堀江被告は昨年6月、宇宙旅行ビジネスなどの名目でLD株6.89%(4000万株)を売却、143億円の現金を手にした。その後、プライベートジェット機や衆院選出馬、弁護士費用に資金を使っていると想定されるが、当面は現金に困ることはなさそうだ。
社長の座を追われた堀江被告だが、現在も17・25%(1億8097万株)を持つ筆頭株主。同社株は上場廃止になったが、最終売買日の13日の終値94円で計算すると、約170億円に相当する。今後、この株の扱いが最大の焦点になる。
LDの平松社長は27日、「こちらから(堀江被告に)接触することはない」と、改めて絶縁宣言した。
LDはUSENと業務提携を結び、USENの宇野社長が個人で第2位株主のフジテレビからLD株12%を95億円で取得することで合意。宇野社長は、株式交換により、LDを完全子会社化を検討するなど、USEN主導での再建を明確にしている。
だが、これには6月に予定される両社の株主総会で、3分の2以上の賛成が必要となる。
LDは、外資系の4つのファンドのLD株の保有比率を合計すると約32%となり、堀江被告の保有比率を加えると50%に達する。
堀江被告が保釈後、どんな言動をするのか、平松、宇野両社長とも気が気ではないだろう。
平松社長は、USENとの提携発表で、「堀江被告から、弁護士を通じ『よかった』と感想をもらった」と話しているが、堀江被告がどんな意向を示すかで、再編計画が大きく揺さぶられる可能性もあるからだ。
堀江被告も安泰ではない。LDの株主ら96人が27日、株価の暴落で損害を受けたとして、LDと堀江被告ら旧経営陣、監査法人らを相手取り、約21億円の損害賠償請求訴訟を起こしたが、今後も同様の集団訴訟が起こされるのは必至。フジテレビもLDへの出資で発生した損害額345億円を損害賠償する方針だ。
LD現経営陣が、堀江被告ら旧経営陣に損害賠償を求める可能性もある。争いの場は、株式市場から法廷に移されることになりそうだ。
[ 2006年4月27日16時22分 ]
▲このページのTOPへ HOME > ホリエモン・ライブドア事件とその裏1掲示板