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(回答先: 野口さん事件も追っていた 「新じねん」管理人おーるさん 【Good by ! よらしむべし、知らしむべからず】 投稿者 愚民党 日時 2006 年 4 月 02 日 15:10:53)
TOP 安曇信太郎の「イヤならやめろ!」
http://www.janjanblog.jp/user/vjt/azumi/
http://www.janjanblog.jp/user/vjt/azumi/1260.html
永田議員のメール問題に関しては、いろいろ言いたいことがあったのだが、久々に「きっこの日記」見て愕然とした。
近くのスーパーへ重病をおして自転車で行き、駐車場で膝を折るようにしゃがみ込んで倒れて、亡くなりました。想像を絶する赤貧生活の中、10年間に及ぶ赤裸々な日記を世間に晒すことによって、自己の巨悪への闘志を駆り立て、命をちぢめて戦い続けた彼の生き様は、緊張感を持たない堕落した精神で安易に日常に埋没する我々に、一筋の神の光のように天空より降り注がれます。(きっこさんに届いたメールより)
「新じねん」というサイトを運営していた「おーる」氏が急逝したということだった。
2月の頭に私がJanJanに掲載した記事「ライブドア問題と耐震強度偽装問題で板挟みの安倍官房長官」で、私は彼の作成した「図解まとめ、慧光塾を接点としたライブドアとヒューザーを結ぶ線」を使用させていただいた。
その時、図の使用許可をもらうために送ったメールに、以下の返信をいただいた。
「JanJan」を拝見しました。
光栄です。
これからも宜しくお願いします。
「新じねん」管理者おーる
私とおーる氏との接点はこれだけ。彼がどこに住んで、何を思い、どんな生活をしていたのか知らなかった。実在の人物であったのか、本当に亡くなったのか、それすらわからない。
しかし、彼の死の報に涙が出てきてしまったのは事実である。
少なくとも、彼の「巨悪」に対する怒りと近いものを、私も感じていると勝手に思っている。
いろいろと書いてもしょうがないので、彼の日記から、本人が「遺書のつもり」と書いているくだりを、勝手に引用させていただく。
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今日は納期の日だ。次の仕事の準備も整っている。零細ながらやはり仕事をしている時が最も充実する。世の経済効率一辺倒の風潮とはかけ離れた孤軍奮闘に、笑えば笑えの頑固がより貧乏に拍車をかける。覚悟の上とはいえ、四面楚歌の孤独はなまみの人間ゆえツライものである。深夜図解を書きながら『オレは何をやってるんだろう?』と茫然自失することも度々だ。一銭にもならぬことを「それでも巨悪は許さない」たった一人の戦争は思い込みの最たるものではないか?!と自問自答するのだ。それは多分に自虐的であったりする。つい叩くキーボードの向こうにいる複数の読者のことを忘れてしまうこともある。ただ一つだけ確信を持っていえること、それは私の孤軍奮闘はここにこうして刻印記録されて、私が一塊の白骨と化しても、時代を超えて真実を追究する人々の役に立つことになると・・・そのことだけだ。そのことが私がこの世に生きた証なのだと、これまた思い込みによって自分を保ち続けてきた。ときに孤独のあまり「友よ、こんな男がいたということを覚えておいて欲しい」と呼びかけたくなるが、所詮私も一介の人間に過ぎない。いつか何事もなかったようにこの世から消えていく・・・その「いつか」がリアルに感じる今、遺書のつもりでこれを書いている。夜が明けてきた・・・
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私もいつか遺書のつもりで何かを書く日が来るのかもしれない。
遺書すら書けずに死んでしまうことになるかもしれないけど。
少なくとも彼の百分の一でも、巨悪に対する怒りと武器を残して逝きたい。
http://www.janjanblog.jp/user/vjt/azumi/1260.html
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