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□民主「1000万用意できる」…元データ入手交渉で [読売新聞]
民主「1000万用意できる」…元データ入手交渉で (読売新聞)
「偽メール」問題に端を発した民主党の迷走は31日、ついに前原代表ら党執行部の総退陣に発展した。
昨年9月の衆院選惨敗後、党の建て直しを図るため誕生した前原執行部。“若さ”を前面に押し出したが、逆に党の信頼を地に落とす結果となった。
メールの元データを入手するため、党側が1000万円を用意しようとしていたことも新たに判明したが、結局、偽メール提供者の証人喚問は行われない。識者からは「真相はうやむやのまま」との声もあがった。
前原代表はこの日、役員会などで幹部らに辞意を伝えた後、東京・永田町の党本部で午後3時から開かれた両院議員総会に出席した。偽メールでの国会質問から40日余り。前原代表は冒頭、「問題をここまで引きずり、国民や党員に失望を与えた責任のすべては私にある。戦う集団の先頭に立つべき私が足を引っ張っている」と一気に述べ、「大変迷惑をかけた」と陳謝した。苦渋をにじませながらも、さばさばとした表情だった。
この間、偽メール問題に絡んで同党国会対策委員長の職を辞任した野田佳彦衆院議員は目を閉じたまま。出席議員からの発言は一切なく、約30分で散会した。
一方、議員辞職願を提出した永田議員は午後6時から、衆院第1議員会館で会見。冒頭、起立したまま20秒間近く頭を下げた。
報道陣から「もっと早く辞職すれば、執行部の総退陣はなかったのでは」と問われると、「判断が甘かった」と言葉少な。辞職を決意した理由を「鳩山幹事長から『前原代表が辞任する』と聞かされたことも影響した」と述べた。
党がまとめた偽メール問題の報告書によると、永田議員は2月16日に国会質問してから3日後、情報提供者の西沢孝・元記者から「様々な情報が入力されているハードディスクを売ってもいい」と持ちかけられたことを野田国対委員長(当時)に伝え、「自分で1000万円程度は用意できる」と述べた。これに対し、野田委員長は「必要なら、党でそれくらいは何とか用意できる」と応じたという。
この点について、永田議員は「我々がその情報を得てオープンにすれば、西沢さんに迷惑がかかる。当面の生活の補償との意味だった」などと、情報を金で買うという意味ではなかったと弁明。「(西沢元記者との)金銭的なやりとりは一切ない」と強調した。
[ 2006年3月31日23時32分 ]
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