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平沢氏 永田議員を“取り調べ” 24日質疑 元警察官僚が40分間真っ向勝負 [スポーツ報知]
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投稿者 white 日時 2006 年 3 月 23 日 10:40:10: QYBiAyr6jr5Ac
 

□平沢氏 永田議員を“取り調べ” 24日質疑 元警察官僚が40分間真っ向勝負 [スポーツ報知]

 http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1795485/detail?rd

平沢氏 永田議員を“取り調べ” 24日質疑 元警察官僚が40分間真っ向勝負

 永田氏よ、覚悟しろ―。自民党の平沢勝栄衆院議員(60)が、「偽メール」問題に関する衆院懲罰委員会で、永田寿康衆院議員(36)=民主党の党員資格停止中=と直接対決に臨むことになった。24日の同委員会の質疑の場で、40分間の質問時間を与えられた元警察官僚は、徹底的な“取り調べ”で、謎が多いメール問題の真相解明に取り組む。張本人の永田氏は22日、国会史上30年ぶりとなる同委員会での弁明に臨んだ。

 偽メール問題批判の急先鋒(せんぽう)が「ガチンコ勝負」を仕掛ける。過去に岡山県警本部長を務めた警察官僚出身の平沢氏は「弱い者いじめと見られるのは嫌だから“ソフト”に質問します。でも、永田氏にはぐらかされ続けたら厳しくいきます」と展開次第では“取り調べ”調の手段も辞さない構えだ。

 2時間を予定する同委の質疑では、自民党の持ち時間が1時間10分。冒頭の40分を平沢氏が、残り30分を同じ元警察官僚の葉梨康弘衆院議員(46)が質問する。

 この日の永田氏の弁明を傍聴し「動機や目的がさっぱり分からず、疑問だらけ。これでは国民は納得しない」と感想を漏らした。永田氏が「週刊誌の元記者」とした仲介者、メールを仲介者に持ち込んだとされる情報提供者のキーマンについても「『永田を男にしたい』という動機は不自然だし、何の目的なのか。議員生命が脅かされているのに永田氏は怒りもせず、仲介者をかばうのも分からない」と首をかしげる。

 事件の根本には「金銭面の関係があるとしか考えられない」と従来の主張を繰り返し、さらに「弁明で永田氏は自分が被害者のように語り、都合が悪いところは仲介者の責任にしていた。これで信用しろというのは無理だ」と指摘した。

 新たな展開も視野に入れる。「本当は永田氏と仲介者をセットで呼ばないと真相は明らかにできない」と仲介者の証人喚問に持ち込めるような答弁を引き出す戦術も検討している。

 各方面から情報収集し、メール問題では“物証”を集め、批判を続けてきた。「目的は分からないが、だれかが意図的に偽メールを作ったことに間違いない。永田氏もけじめをつけるというなら議員辞職とかではなく、事実をすべて明らかにするべき」と語った。臨戦態勢は整っている。

◆メール提供記者の名前明かさず

 結局、「フリー記者」の名前は出てこなかった。この日行われた衆院懲罰委の永田氏の「身上弁明」。永田氏はメールが「事実無根だった」と謝罪したが、焦点のメールを提供した「フリー記者」について初めて「大手の週刊誌の記者だった」と説明されたことを明らかにしたが、その“加害者”の氏名は公表せず。自らの進退については「懲罰委員会の議論を踏まえて判断するのが私の責任だ」と述べて、現段階で議員辞職する考えはない意向を示した。

 弁明は約15分間。永田氏は「フリー記者」との関係について「金銭の要求はないし、情報の対価としての金銭のやりとりは一切ない」と改めて強調。永田氏の説明によると、フリー記者とは昨年10月18日に別の民主党所属議員の秘書の紹介で初めて会い、メールは2月8日、フリー記者から議員会館の事務所で受け取ったという。

 その際に、メールがライブドアを直前に退職した社員が自分が使っていたパソコンのデータをコピーして持ち出した資料に含まれていたとの説明を受けたとし、フリーの記者は「永田さんの功績にしてほしい」とささやいたという。

 振込口座に関しては2月15日に「大手都銀の銀座支店」と伝えられたという。永田氏は「本物と信じ切っていた。偽造されたメールとはつゆほども思わなかった」と述べた。

 委員会では、弁明を踏まえた各党の質疑を24日に実施することを確認。与党側が求めているフリー記者の証人喚問は、質疑終了後に最終判断する方針だ。

◆民主党内で辞職論封印

 ○…民主党幹部は永田氏に対する党内の辞職論を「封印」し始めた。幹部らが辞職を促す発言を続ければ永田氏の態度硬化を招き“逆効果”となる可能性があるためだ。渡部恒三国対委員長も22日、「永田君に辞めるべきとか辞めるべきでないということは絶対に言わない。自ら判断することだ」とトーンダウン。鳩山由紀夫幹事長も「党として処分しており、どうしろこうしろとは言わない。ボールは永田氏の手にある」と述べるにとどまった。


2006年03月23日08時15分

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