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インターネット関連企業「ライブドア」の粉飾決算事件に絡み、同社がスイス系金融機関などに開設した複数の海外口座に一時、200億円前後の資金がプールされていたことが関係者の話で分かった。
自社株売却益などが中心で、簿外処理されていたものも含まれている。匿名口座などを利用し、資金の隠ぺいを図った可能性もあり、東京地検は外交ルートを通じてスイスの捜査当局に捜査共助を要請。海外に流れた資金の解明が、今後の焦点になるとみられる。
関係者によると、口座が開設されていたのは、スイスに本店を置く国際金融機関など。この金融機関のプライベートバンキング部門は、匿名口座などで顧客情報を秘匿することで知られる。口座の開設手続きは、金融子会社「ライブドアファイナンス」前社長の中村長也被告(38)が担当。ライブドア前社長の堀江貴文被告(33)も、この金融機関から個人的に資金を借り入れるなど、関係が深かった。
こうした口座は主に、ライブドアが自社株などの売却益を還流させる過程で利用された。英領バージン諸島に登記されたペーパーカンパニー「エバートンエクイティ」の口座は、ライブドアの管理下にあったが、名義が番号で記された匿名口座で、自社株や関連会社「ライブドアマーケティング」株の売却益が一時入金されていた。これらの海外口座では、入出金が繰り返され、総額200億円前後の資金が入っていた時期があり、簿外処理された裏金も含まれていた。今年1月中旬には、こうした口座の中から、約120億円が国内のライブドア関連の口座に送金されたこともあったという。
(2006年3月11日3時6分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060311it01.htm?from=top
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