「きっこ」の背後に「河上イチロー」の仰天情報！！（んなバカな？）－－

「きっこ」の背後に「河上イチロー」の仰天情報！！（んなバカな？）－－－ESPIO
http://www.asyura2.com/0601/livedoor1/msg/515.html
投稿者 kaname 日時 2006 年 3 月 05 日 23:20:05: 3X28X40b0xN.U

民主党・前原誠司代表と河上イチロー氏、その驚愕の接点！

maehara-tamagodon

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■民主党・前原誠司代表と河上イチロー氏、その驚愕の接点！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Vol.406 03/01/06
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●HP(登録・解除) http://www.emaga.com/info/xp010617.html

１．「ブロガーと前原代表との懇談会」
　繰り返し言明する。
　「松永英明氏＝河上イチロー氏」であることは、筆者の取材で
１００％裏付けられた真実である。生年、学歴が一致していると
いうのは、あくまで真相に気付いた契機に過ぎず、それ以外に確
たる証拠を入手したので、断定しているのである。

　http://espio.air-nifty.com/espio/2006/02/post_87ba.html

　その松永氏が何らかの形で「きっこの日記」に関わっているの
ではないか、というのは筆者の推測ないし問題提起であって、そ
の判断根拠は縷々メルマガ記事で説明したとおりである。これは
、いわば筆者の仮説である。
　さて、「きっこの日記」と民主党・馬淵澄夫議員スタッフの間
に情報交換があったことは、「きっこ」さん自身が認めていると
おりである。

　http://espio.air-nifty.com/espio/2006/02/post_f809.html

　さらに「偽メール」記者に関する特異な情報の流れから、現在
も民主党秘書と「きっこ」さんの間で情報交換が行われている節
が窺えることもブログ上で指摘した。

　http://espio.air-nifty.com/espio/2006/02/post_a4df.html
　http://espio.air-nifty.com/espio/2006/02/post_800b.html

　では、「きっこ」さんと何らかの関係があることが推測される
松永英明氏こと河上イチロー氏と民主党の間には、一体どんな接
点があるというのか。
　実のところ、アーレフと民主党の組み合わせは余りにも飛躍が
あり過ぎて、筆者の仮説の妥当性を検討する際の、大きなネック
になっていたのである。
　しかし、松永氏自身のサイトを見ていて、あっさりその障碍は
取り除かれた。
　なんと松永氏は昨年１０月３１日、永田町の民主党本部で開か
れた「民主党　ブロガーと前原代表との懇談会」なるものに参加
していた！
　そのことを自ら公表していたのである。

　http://kotonoha.main.jp/2005/10/30final-bento.html
　http://kotonoha.main.jp/2005/10/31tabetan.html
　http://kotonoha.main.jp/2005/10/30final-bento.html

　松永氏によると、＜GripBlogの泉あいさんの主導で開かれたも
の。政治音痴の自分は個別の項目でつっこむだけの知識も見解も
ないし、また「支持政党なし」の立場なのだが、「要するに、民
主党って何のためにあるの？何を目指してるの？」ということが
知りたくて、末席に加えていただいた＞のだという。
　ルポライターの泉あいさん

　http://incidents.cocolog-nifty.com/the_incidents/2006/02/213br_1f34.html

は『Grip Blog～私が見た事実』

　http://www.surusuru.com/news/archives/Entry/2005/10/29_1618.php

というブログを開設している。泉あいさんと松永氏の接点は分か
らないが、松永氏はブログの入門本を書いているので、おそらく
人選理由の少なくとも一つはそういうことなんだろうと思う。

　http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534037635/503-0081264-1072742

　ちなみに、松永氏こと河上氏は、かつて自身の運営するサイト
"Der Angriff" で暗号ソフトPGP の日本語利用方法を図入りでク
リアに解説していた。

　http://hanran.tripod.com/crypt/y2k/index.html

　PGP 自体は当時筆者もすでに利用していたが、公開鍵、秘密鍵
をPGP Disk

　http://hanran.tripod.com/crypt/y2k/06.html

のドライブに格納・暗号化し、セキュリティを向上させるという
のはおそらく河上氏独自のアイデアで、筆者も早速模倣したもの
である。
　松永氏のブログ本は見ていないが、おそらくかなり完成度の高
い内容になっているんだろうと思う。その辺の力量が評価されて
、白羽の矢が立ったと見るのが一つの解釈だろう。
　「きっこの日記」が耐震強度偽装問題をはじめて取り上げるの
が昨年１１月１９日のことだから、時系列で言えばブログ懇談会
はそれよりも前になる。
　ただし、以下のとおり、遅くとも２００４年７月には「自民党
よりはマシな『民主党』」との判断が示されているので、松永氏
が民主党に呼ばれて、「きっこの日記」の論調が急激に変化した
というわけではない。

■2004/04/28 (水) クジラの説得力１
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&log=200404
年金を払ってなかった三バカ閣僚のことをあれだけ攻撃してた民
主党のミスターカイワレ、管代表も、実は年金を払ってなかった
！それに対するコイズミ内閣も、三バカの他にも、予想通りに次
々に未納者が現れ、この日記を書いてる時点（２８日の夕方）で
、あやつり人形の福田をはじめ、茂木大臣や竹中大臣など、すで
に３人の失態が明らかになっている。「プライバシーの問題だか
ら言う必要などない！」って、執拗にゴマカシ続けて来た福田は
、思った通り、自分が払ってなかったのだ（笑）これで、コイズ
ミ内閣１８人のうち、最低でも６人が年金を払っていないと言う
ことが分かった。おおかたの国民は予想してたと思うけど、あま
りにオソマツな結果だ。これで、与党と野党のノノシリ合いが、
まるで幼稚園児どうしのケンカに見えて来た。政治家たちのあま
りの低次元な醜態に、これでますます年金を払う人が減りそうだ
けど、そんなことなんかお構いなしに、年金の値上げの法案を強
行採決した収賄集団の自民党と池田大作のコシギンチャクども。
この国って、歯医者と創価学会のためにあるの？‥‥って思う今
日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか？（笑）

■2004/07/11 (日) 選挙に行こう♪ ２
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&start=21&log=200407&maxcount=42
◆自民党よりはマシな『民主党』
（以下略）

　ところで、当日の懇談会の内容について、松永氏は以下のとお
り前原代表の発言を記録するとともに、自身の見解を述べている。

http://kotonoha.main.jp/2005/11/04minshuto-blog.html
■前原代表「ネット対策は重要」
【前原代表】ネット対策がまったく欠けていたというのはその通
りだとおもいますし、じゃあ重要か重要でないと考えてるのかと
いえば、きわめて私は重要だと思っています。ですから、また皆
さん方のお話を伺ってですね、どういう対応ってのが、っていう
ことはしっかりやっていかなければならないし、我々のアピール
の大事なツールだと思っております。

■松永氏のまとめ
（略）
　ただ、参加者全員に共通しているのは「民主党はインターネッ
トでの情報発信を活用できていない」という現状認識であろう。
　民主党側としては「ブログ化・ネット戦略につぎ込むリソース
が足りない」との認識のようだが、少なくとも私の考えでは、ブ
ログを導入することは大幅なコストダウンと、極めて高いコスト
パフォーマンスを実現することになり、いわば「貧者のための兵
器」として有効なのではないか、ということだ。カネがあるなら
、テレビでコマーシャルを打ちまくった方がはるかに効果が高い
のは自明の理（サイトのアクセスは、テレビで放送されたキーワ
ードに大きく左右される）。しかし、カネがなければ、更新にカ
ネのかからないブログを導入した方が、インパクトある情報発信
が可能になるはずである。
　コミュニケーションについても、全部に答える必要はない。ア
イドル系ブログのように「コメント欄は閉鎖、トラックバックだ
け受付」にしておいて、あとは重要なものにだけ反応すればいい
。ただ、そこに寄せられたトラックバックで、「世論」はずっと
見えやすくなるはずだ。そして、どのようなカウンター情報が必
要なのかも見えてくる。
　前回のまとめでも書いたが、今、ネットでは、民主党のマニフ
ェストの文面を根拠に「民主党は沖縄の主権を中国に売り渡そう
とする売国政党」といった宣伝をする人たちが存在している。そ
して、「だから投票しない」と発言しているブログも少なくない
。だが、その本意は何なのか、民主党からの説明は今のところ聞
けていない。というよりも、そんな宣伝がなされていること自体
に気づいていないのではないだろうか。
　今はまだネットの影響力は小さい。選挙にもネットは影響力が
ないという考え方もある。あるいは、ネット内で人気の本がアマ
ゾンでランキングトップになっても、リアル書店での売り上げラ
ンキングにはまったく上ってこないといった例もある。しかし、
ネットが影響力を強めつつあることもまた事実。
　果たして民主党は（あるいはその他のすべての政党も含めて）
ネットやブログのメディア特性を把握し、そして有効なプロパガ
ンダ装置として使うことができるのであろうか。現時点では未だ
「未知数」としか言いようがないのだが。
　……余談。この懇談会の発言をデータ化してみて思ったけど、
皆さんキャラが立ってますね（笑）。

　端的に結論を言う。
　「きっこの日記」は、今や民主党の「有効なプロパガンダ装置
」になっている可能性がある。
　そして、今から振り返ってみれば、当日の懇談会で一番「キャ
ラが立って」いたのはもちろん松永英明氏その人に他ならない。

２．情報工作
　上記１の事実を確認する前に、関連情報をあれこれネット検索
をしていて、ライターの松沢呉一氏

　http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-url/index=books-jp&field-author=%E6%9D%BE%E6%B2%A2%20%E5%91%89%E4%B8%80/

から鋭い指摘がなされていたことに筆者は気づいた。

http://www.pot.co.jp/matsukuro/archives/2006/02/26/11167#more-147
　2月22日・587号「まつわる便り43」
◆おそらく野田敬生さんはすでに坂上みきさんにアプローチして
いるはずです。
2月18日付け「きっこの日記」に【坂上みきさん、ご結婚（予定）
おめでとう！】とあって、「誰だよ」と思って、「坂上みき　結
婚」で検索して出てきたのがエキサイト・ニュース。
相手とは【友人のヘアメークさんが紹介してくれました】と出て
いて、なんと「ヘアメイク」ではなくて「ヘアメーク」って表記
かよって私は驚いたわけですけど、たいていの人はそんなことよ
り「きっこか?」と思ってしまうことでしょう。
でも、これは攪乱でありましょう。これを調べるのが出てくるこ
とを計算したイタズラというか。小憎らしいことをするものです。
「きっこの日記」は、「人が情報にどう反応するのか、どう動く
のか」「ネットで情報がどう流れるのか」の壮大な実験をやって
いるのではないかなんてことさえ考えたくなります(続く)。

　松沢氏が文中で挙げているエキサイトの記事は既に削除されて
いるが、同内容のものが以下のとおり閲覧できる。

　http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060218-00000018-spn-ent

　なるほど、「日記」冒頭の記述を見て、

　http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2006/02/post_eda5.html

坂上みきさんの記事を閲覧してみた「きっこの日記」の読者は、
＜坂上みきさんの結婚相手を紹介した友人のヘアメークさんが「
きっこ」さんである＞と思い込んで、同時に＜「きっこ」さんは
やっぱり有名なヘアメイクさんなんだ＞などと得心するに違いな
い。
　「きっこ」さんは、筆者の調査結果

　http://www.emaga.com/bn/?2006020055597534003988.xp010617

を打ち消して、あくまでヘアメイクだと言い張らねばならない、
何らかの必要に迫られていたのだろう。
　この重要な箇所について、筆者は坂上みきさんに「アプローチ
」するどころか読み飛ばしていたわけで、遅ればせながら本日早
朝、同氏が所属する「株式会社ブルーミングエージェンシー」社
に問い合わせてみた。
　すなわち、坂上みきさんの友人のヘアメークさんが「きっこ」
さんなのかどうか、具体的にはヨコヤマ・キミコさん他、「きっ
こ」さんの実名とも言われる名前を複数明示し、さらに「きっこ
」さんが掲げている肖像をメール送信して心当たりがあるか否か
、照会したのである。
　午後４時ころ、坂上みきさんのマネージャーに電話連絡したと
ころ、同氏は次のように明言した。
　「まったく別人です。名前も違うし、写真の人物でもありませ
ん。何の関係もないということです。」
　まさに横山白虹の長男・横山哲夫氏からの回答と同じパターン
である。
　もっとも、筆者の見解は、「これを調べるのが出てくることを
計算したイタズラというか。小憎らしいことをするもの」という
松沢氏の評価とは若干異なっていて、「きっこ」さんの小細工に
は、正直かなりの悪意を感じずにはいられない。
　というのも、まず第一に「きっこの日記」読者のほとんどは、
坂上みきさんの記事をわざわざ探して閲覧することさえしないだ
ろう。次に記事を見た人の内、「きっこ」さんがヘアメイクであ
ることに疑問を抱いた人など、ほんの一握りだろう。さらに仮に
疑問を抱いたにせよ、実際に調べてみる人などいないに違いない
。現に調べたのは、現在までに、筆者一人しかいないのである！
　その上、かく筆者が真相を指摘したところで、「きっこ」さん
には安全な逃げ場所が用意されている。すなわち、＜単に坂上み
きさんの結婚を祝福しただけで、何も自分がその友人のヘアメイ
クだなんて言った覚えはない＞という言い訳が。
　筆者ばかりでなく、読者も「きっこ」さん特有の手口、すなわ
ち巧妙な情報操作の遣り口に、ぼちぼち気付き始めたのではなか
ろうか？もし今も「きっこ」さんの言説に何の疑いも持たない人
がいるとしたら是非お目にかかりたいものである。
　「人が情報にどう反応するのか、どう動くのか」「ネットで情
報がどう流れるのか」
　松沢氏が指摘するその壮大な実験を「きっこ」さんよりも前に
試みたのは、河上イチロー氏である。今は新たに「きっこ」さん
という主体がその実験を進めているということなのだろう。
　ちなみに、「ヘアメイク」の表記は筆者も気になっていた。と
いうのも、「きっこ」さんがプロフィールに掲げるＪＨＭＡＡは
「日本ヘアメイクアーティスト協会」だからである。
　その点、「きっこ」さんは次のように解説する。

■2004/04/17 (土) ヘアメークは見た！１
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&start=11&log=200404&maxcount=42
あたしのお仕事は、ヘアメークだ。ふつうは「ヘアメイク」って
書くと思うけど、あたしは「ヘアメーク」って書く。なんでかっ
て言うと、なんか「ヘアメイク」って書くとアーティストとかカ
リスマとかのノリで、頭が悪いクセに偉ぶってるイメージがある
から、好きじゃない。もちろん、あたしの名刺には、ちゃんと「
ｈａｉｒ　ａｎｄ　ｍａｋｅｕｐ　ａｒｔｉｓｔ」って書いてあ
るけど、それはお仕事の上でのことで、この日記では、「ヘアメ
イク」よりも「ヘアメーク」って書いたほうが、なんかあたしっ
ぽいかな？って思ってる。

　「きっこ」さんが日記の文中で「ヘアメイク」と表記している
のは次の一箇所しかない。

■2005/09/20 (火) 今どきの１６才３
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&start=41&log=200509&maxcount=148
（略）
「ヤングジャンプの撮影、まじ疲れたし、顔作れません、切実。
てか、ヘアメイクの人、メイク下手すぎだってば。まじキモくな
ったし、最悪だわー。まあ結構楽しかったからいいけどねー。ち
なみに９月何日か発売だから買ったって。」

　とはいえ、「ヘアメイク」と「ヘアメーク」の差異は、もはや
さしたる意味を持たないに違いない。
　なぜなら「きっこ」さんは、恐らくそのどちらでもないからで
ある！

＜付記＞
１．土佐日記と源氏物語
　松永英明氏は「日本最古のネカマブログ」として土佐日記の現
代語訳を披露している。

　http://kotonoha.main.jp/history/tosa/

　「ネカマ」とは勿論「ネットおかま」の略、すなわちネット上
で女性に成り済ます男性のことである。

　http://e-words.jp/w/E3838DE382ABE3839E.html　

　一方、「きっこの日記」は次のとおり土佐日記に言及する。

■2006.01.09やっぱりスーパー銭湯
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&start=111&log=200601&maxcount=150
　平安時代には、旧暦の１月１５日（今の暦だと２月５日前後）
に、この「七種粥」を食べて、その年の健康や五穀豊穣を祈る風
習があった。「土佐日記」の中には、土佐へ向かう船に乗ってた
紀貫之が、１月１５日も船中で過ごさなくちゃならなくて、この
七種粥が食べられなくて悔しい思いをしたって言う記述が見られ
る。詳しく言うと、紀貫之は「小豆粥（あずきがゆ）」って書い
てるんだけど、それは、７種の穀物の中で、赤いアズキだけが目
立つから、そう呼んでたみたいで、１月１５日にこだわったって
状況を考えると、「七種粥」のことだと推測される今日この頃、
皆さん、いかがお過ごしですか？

　「きっこ」さんのこと故、横山白虹や坂上みきさんと同様、ひ
ょっとすると何かの「イタズラ」かもしれない。念のために、松
永氏の現代語訳で確認すると、

　http://kotonoha.main.jp/history/tosa/09350115.html

たしかに「きっこ」さんの記述は確からしい。
　それにしても、なぜ「きっこ」さんはこんなに古典の造詣が深
いのか。
　２００２年１１月２２日の日記でその機縁が説明されている。

■2002/11/22 (金) サバの味噌路(笑) ①
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&start=11&log=200211&maxcount=63
カミングアウトってホドのもんでもないんだけど、あたしは今日
で３０才になった。年齢をサバ読んでた一部方面の方々には、こ
の場を借りて深くお詫びします(笑)
思い起こせば中学生の時、初めて授業で古文を習い、その独特の
世界観に魅了されてしまったのが全ての始まりだった。
古事記や万葉集は、とてもつまらなかったけど、テストに出るか
ら仕方なく勉強した。だけど、竹取物語、古今和歌集あたりで興
味を持ち始め、土佐日記、伊勢物語、枕草子あたりでだんだんに
面白くなって来て、授業で習わない部分も、図書室へ行って読む
ようになり、そして、源氏物語で完全にハマった。
現代とはかけ離れた、ゆったりとした時の流れの中で、雅やかに
繰り広げられる、愛欲と嫉妬と切なさと儚さの入り混じった人間
模様。そう、あたしは源氏物語で、古典に開眼してしまったのだ。
世の中は『おにゃんこクラブ』の全盛期。クラスのみんなが『夕
焼けにゃんにゃん』を見るために、授業終了と同時にダッシュで
家に帰る中、あたしは、毎日ひとりで図書室に通い、更科日記、
今昔物語、新古今和歌集、小倉百人一首、方丈記、平家物語、十
六夜日記、うたたねの記、徒然草、太平記と読みまくっていた。
クラスのみんなが、お茶の間のテレビにかじりつき、『週のまん
中、水曜日！真ん中もっこり！夕焼けにゃんにゃ～ん！』なんて
一緒に叫んでるころ、あたしは職員室で、古文の先生に分からな
い部分を聞いたりしてた。
そして、あたしの古典の読書も近世を迎え、好色一代男、好色一
代女などを経て、野ざらし紀行、笈の小文、更科紀行、おくの細
道など、芭蕉の風雅の世界へと進んで行った。　

　そして、同じく源氏物語に「完全にハマった」松永英明氏こと
河上イチロー氏は後に「週刊光源氏」の編集に携わっている。

　http://www.asyura2.com/sora/bd11/msg/727.html
　http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4931440096/

２．メディア戦略
　松永英明氏と同じ関西人である筆者は、実はＡＢＣ朝日放送「
誠のサイキック青年団」

　http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AA%A0%E3%81%AE%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E9%9D%92%E5%B9%B4%E5%9B%A3

の放送開始当時からのリスナーでもある。いわゆる「サイキッカ
ー」である。
　東京に来てかれこれ１５年になるのでその間は断続的にしかチ
ェックしていなかったが、ここ１年ほど、こちらのダイジェスト
番を聴いている。

　http://abc1008.com/psychic/index.html

　それで前々から気になっていたのが、パーソナリティーの竹内
義和氏

　http://www.takeuchi.tv/

と北野誠氏

　http://www.shochikugeino.co.jp/profile/other/makoto1.html

が、どうも前原誠司・民主党代表と親交がある様子が、その発言
から窺えるということである（直接、懇談等の事実を話していた
のかもしれないが筆者は聞き漏らしている）。
　一体、どういう接点なのかと以前から疑問に思っていたが、ひ
ょっとするとこれは民主党の仕掛けたメディア戦略の一環なので
はないかと思い当たった。
　といっても、放送は「偽メール」問題で民主党を批判していた
ので、ことさら迎合しているというわけでもなく、そういうとこ
ろが、あれこれ騒動になりながら、１８年近く続いてきたこの番
組の人気を支えているのだと思う。
　「きっこの日記」に話を戻す。
―メディア戦略は大いに結構なのだが、その正体を隠しながら、
虚実ない交ぜの情報を発信し、情報操作を試みるのはいかがなも
のか？
　所詮、大衆などどうにでもコントロールできるとでも言わんば
かりの、何か高みから物を見下ろしたような不遜な驕りを感じず
にはいられない。筆者がこの問題の追及に、好奇心と同時にある
種の闘争心を喚起されるのもその所以である。
　と同時に、その情報工作者達に一体どういう共通の思想的背景
があるのか新たな興味を抱かずにはいられない。

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