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http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/jimin.html?d=24fuji68096&cat=7&typ=t
自民党の平沢勝栄衆院議員は24日、民主党の永田寿康衆院議員が国会で追及した堀江メールについて、「永田氏に仲介したというフリーの記者自身が、ライブドア関係者に作成させた」と告発した。これは問題のメールが永田氏周辺による「捏造(ねつぞう)」だったと指摘したもので、議員辞職を保留している永田氏だけでなく、「信憑(しんぴょう)性が高い」と公言してきた前原誠司代表の進退問題にも直結しそうだ。
爆弾発言は同日朝のテレビ朝日系「スーパーモーニング」で炸裂(さくれつ)した。
平沢氏は放送直後、夕刊フジ取材に、「極めて確度の高い情報だ。フリーの記者がライブドア関係者に『こういうものを作ってくれ』と指示し、あのメールを作らせた。つまり捏造だ。フリーの記者は永田氏に仲介したのではなく、偽メール作成に主体的にかかわっていた」と指摘。
そのうえで、「永田氏と私、フリーの記者を公の場に呼んでほしい。そこで私がつかんでいる情報を出す。国会の証人喚問でもいい。民主党は『情報源の秘匿』を盾にフリーの記者を表に出さないが、フリーの記者は仲介者というのだから出すべき。彼が出てくればこの問題はハッキリする」と語った。
元警察官僚で独自の情報網を誇る平沢氏。今週初めには一部黒塗りされる前の「堀江メール」を入手・公表し、「永田氏が国会で追及したメールはニセ物だ」と暴露したが、今度はその作成過程についての情報を入手して「捏造」と指摘したわけだ。
これまで、永田氏や民主党はメールの入手先について、「永田氏の友人のフリーの記者」とだけ明かし、その素性は明らかにしていない。
ただ、永田町事情通によると、問題の記者はオウム真理教事件や元巨人の清原和博選手(現オリックス)のスキャンダルなどを報じた30代前半の元週刊誌記者で、「記事に関する訴訟沙汰が多く、いくつかの週刊誌では『出入り禁止』となっている札付きだ。清原報道では、裁判で完敗している」(出版関係者)
問題の記者はメール仲介を否定しているが、仮に、永田氏と親しいフリーの記者自身がメール捏造にかかわっていたとすれば、国会質問がマッチポンプだった可能性もあり、議員辞職を保留している永田氏だけでなく、民主党執行部の責任問題が浮上するのは避けられそうにない。
今回の平沢氏の告発について、民主党の鳩山由紀夫幹事長は24日午後の定例会見で、「事実関係を存じ上げていない。情報を精査して、われわれなりに事実関係を調べる必要がある」と語ったうえで、病院に緊急入院した永田氏について、「彼が国民に説明する機会をもって然(しか)るべきだろう」と指摘した。
[ 2006年2月24日18時0分 ]
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