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□脇甘い永田議員が呼び込んだ?前原民主党の深傷〜信頼回復の一手は、洗いざらいの「公表」〜 [JANJAN]
http://www.janjan.jp/government/0602/0602209620/1.php
脇甘い永田議員が呼び込んだ?前原民主党の深傷〜信頼回復の一手は、洗いざらいの「公表」〜
2006/02/22
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「ライブドア前社長の堀江貴文被告が武部勤・自民党幹事長の次男に3千万円振り込むよう、メールで指示した」ーー。
自民党を、こう追及したのが民主党の永田寿康衆議院議員と知り、正直、2月17日付の「松村宏のNEWSな顔」ではありませんが、「大丈夫か?」と思いました。
http://www.janjan.jp/nigaoe/0602/0602170439/1.php
なにしろ永田議員は、去年10月7日の国会で、郵政民営化法案の対案を片山さつき議員に論破された挙句、佐藤ゆかり議員に対して「大枠の理念を語り合おう」と泣き言を並べる失態を演じ、選挙前は選挙前で、7月22日外務委員会での社民党・東門美津子議員(当時。9.11選挙で落選)の質問の最中に、折り紙を折っている姿が衆院テレビで映し出され、ネット上で笑い者になるなど、「脇の甘さ」に?折り紙?を付けたくなる人物だからです。
<参照;衆議院TVの「衆議院インターネット審議中継」で「開会日;平成17年7月22日」、「会議名;外務委員会」、発言者名一覧より「東門美津子」を選択の事>
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.cfm
なので、自民党側から「知らぬ。存ぜぬ」で押し切られ、うやむやになってしまうのではないか。そんな心配をしたのです。
しかし、事態は、それ以上のひどい展開になっています。
自民党側から「ガセネタ」と突っぱねられた永田議員は、「どうしたら認められるのか、知恵を借りたい」などと、こともあろうに、小泉純一郎首相に泣き言を言い出して、大方の失笑を買う始末。
信憑性への疑問の上塗りになった「黒塗りメール」。それに、以前、鳩山由紀夫・民主党幹事長がほのめかしていた、ライブドアの投資事業組合への自民党議員の関与が裏付けられていない事もあいまって、自民党に投げたはずの”爆弾”が民主党に跳ね返ってきた。民主党はそんな体たらくになっています。
先の郵政対案での雪辱を晴らさせてやろうと、前原誠司代表ら民主党執行部が永田議員に質問させた、と見るのはウガチ過ぎでしょうが、結果的に、耐震偽装問題で馬渕澄夫議員が、米国産牛肉問題で川内博史議員が見せてくれた「疑惑追及能力」に、修復不能なまでの傷を背負い込ませる寸前まで来ています。
やれ「対案」だ、「改革競争」だ、と分け知り顔にウツツをぬかし、何としてでも小泉政権を倒してやろうという気迫に欠ける感のある前原体制。そのツケが今回の「堀江メール疑惑」で一気に噴出した、と言っても過言ではありません。
本当に「ガセネタ」であった場合はもちろんの事、自民・民主双方の手打ちに終わったとしても、民主党に政権を任せていいのか、という疑問を有権者に抱かせるのは必至であり、さらには、永田議員のみならず、前原執行部の責任問題に発展するのは不可避でしょう。
そうなりたくなければ、「国政調査権発動を」などと、まどろっこしい事を言わず、「黒塗り」を取っ払って洗いざらい公表すべきです。それくらいしなければ、民主党への信頼はこのままズルズルと地に落ちていく事でしょう。
(森下泰典)
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