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□堀江メールの真偽は!?民主党、論点を銀行口座へ転換 [サンケイスポーツ]
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堀江メールの真偽は!?民主党、論点を銀行口座へ転換
ライブドア前社長の堀江貴文被告(33)が自民党の武部勤幹事長(64)の二男への送金を指示したとして提示したメールについて、民主党は21日、「現状では信ぴょう性の立証は難しい」と大きく後退した。メールが「ガセネタ」なら、質問で取り上げた永田寿康衆院議員(36)のみならず、党執行部の責任論に発展するのは必至。前原誠司代表(43)は「金の流れに論点を転換、新たな情報についても精査している」として、22日、小泉純一郎首相(64)と注目の党首討論を行う。
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送金指示メールに疑念が膨らむ中、民主党はメールを持ち込んだ「フリー記者」の信頼性やメールの書式、記述内容を再検証した。その結果、送受信者のアドレスやメールソフトのバージョン情報の一部が不明で「現段階では疑いを抱かれても仕方ない」(党幹部)と判断。別の幹部は「今、メールを本物と信じているのは永田議員だけだ」と述べるほど、雲行きが怪しくなってきている。
そこで、今後はメールの真贋論争よりも、民主党が把握しているとされる銀行口座情報の確認のため、国政調査権の発動を改めて求めるとともに、武部氏に絡む金の流れに焦点を絞っていく。
前原代表は21日の記者会見で「ライブドアは相当根が深い問題だ。闇もあるし、政治家とのかかわりもあったと思う。中核は武部幹事長との関係であり、現に新たな情報についても精査している」と指摘。自民党総裁の小泉首相との直接対決となる22日の党首討論に向けて「小泉政権に大きな衝撃になる」と新情報暴露の可能性を示唆し、改めて“全面対決”への意欲を見せた。
一方、与党側は「明確な裏付けもなく、国会で取り上げたのは問題」として、民主党の攻勢を強めている。また、民主党内にも「任せたものが責任を取るのは当たり前」と、執行部への批判の声も上がり始めている。
そんな“逆風”を払拭(ふっしょく)し、新情報で一気に逆転を図る前原代表。有効な反撃ができず、立証責任があいまいなままなら、自身の進退問題に発展しかねないだけに、党首討論は自民、民主双方にとり大きな山場となる。
政治評論家の有馬晴海氏は「ここまできたら、民主党は国民が納得する形できちんと証拠を出さなければならない。場合によっては政党としての責任が問われる状況での党首討論を注視したい」と指摘する。
民主党の“二の矢”は新たな衝撃情報なのか、注目が集まる。
★平沢議員は「偽者」と判断
自民党の平沢勝栄衆院議員(60)は20日深夜のテレビ番組で、民主党と別ルートで同じメールを入手したことを明らかにし、メールについて「疑わしいものではなく、偽物だ」と断言した。これを受けて民主党の前原誠司代表や鳩山由紀夫幹事長、野田佳彦国対委員長らは都内のホテルに急きょ集まり、対応を協議。メールの信ぴょう性の立証より、銀行口座情報の追及を軸にするよう作戦変更した。
★うやむやできぬ、銀行口座開示を
自民党の武部幹事長は21日、ライブドア前社長の堀江被告が武部氏の二男への送金をメールで指示したとされる問題について「この問題はうやむやにできない。銀行口座について金融機関から情報を得ているならば、即座に明らかにすべきだ」と強調した。同時に「メールや(衆院予算委で問題を取り上げた民主党の)永田寿康議員の発言に根拠がないことが次から次へと明らかになっている」と批判した。
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