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JIROの独断的日記ココログ版 2006.02.17
武部氏二男に3千万円振り込み=堀江被告が指示と民主・永田氏指摘」←何故これが大ごとになりそうなのか。
http://jiro-dokudan.cocolog-nifty.com/jiro/2006/02/3_de2a.html
◆記事:「武部氏二男に3千万円振り込み=堀江被告が指示と民主・永田氏指摘」
民主党の永田寿康氏は16日午前の衆院予算委員会で、ライブドア事件で逮捕された堀江貴文被告が衆院選直前の昨年8月26日付の社内メールで、
自民党の武部勤幹事長の二男・毅氏あてに選挙コンサルタント費として3000万円を振り込むよう指示していたと指摘した。
その上で、武部氏と二男の毅氏、堀江被告ら5人の参考人招致を要求した。
これに関し、武部氏は二男への振り込みの事実を否定した。
永田氏が入手したメールによると、「至急扱いで処理してほしい」
「31日できれば29日までに毅(二男)さん宛てに三千万円を振り込むように手配してください」と堀江被告が具体的に指示。
さらに「前回、振り込んだ口座と同じでOK」と金銭の振り込みが初めてではなかったことも示唆している。 (時事通信) - 2月16日15時1分更新
◆コメント:堀江被告人は闇社会(ブラック)と関係が深いと思われているのです。
最初に白状してしまうと、これから書くことは、立花隆氏の記事の受け売りである。
今回、ライブドアの捜査に東京地検特捜部の腕利き検事が百人も動員された究極の目的は、
単にライブドアの「風説の流布」や「ライブドア本体の証券取引法違反」を摘発することではなく、
かねてうわさの、ホリエモンとブラック社会(闇で世の中を動かしている得体の知れない人々。
「けものみち」の鬼頭(平幹二朗)みたいな奴ら)との関係を吐かせて、
ブラック社会に、司法のメスを入れることなのだそうだ。
◆ロッキード事件という疑獄事件が30年前にあった。
このとき、田中角栄が逮捕されたわけであるが、暴かれたのは、ロッキード事件に関わる3つの資金ルートのうちの一つ、「丸紅ルート」だけだった。
ロッキード事件では、他に児玉誉士夫(右翼の大物)の「児玉ルート」と
小佐野(国際興業社主、小佐野賢治)ルートが存在していたことが確実だった。
児玉と小佐野は戦後のどさくさ紛れに闇社会を築いてきた「叩き上げ」の「プロのブラック社会」の人間だった。
本当は児玉ルート、小佐野ルートの先には、田中角栄以上の、国民が知ったらアッと驚くような大物政治家が、
闇社会と結びついて美味しい思いをしていたはずなのだが、児玉、小佐野ともブラックのプロだけあって、決して口を割らなかった。
当時、そのような日本社会の闇の部分を暴露できず、悔しい思いをした検事が、今、検事総長になっている。
◆ライブドアの後ろに君臨するブラック社会を暴きたい、というのが検察の気持ちなのだという。
だから、検察には今度こそ、全てを白日の下に晒してやる、という「気合い」が入っているのだ。
ライブドア事件では、いまだに名前が出ない「投資事業組合」があり、
これこそライブドア即ち堀江被告人と、ブラック社会の関係を明らかにする鍵だという。
投資事業組合に一番通じて関係が深かった、野口英昭エイチ・エス証券副社長の死が、簡単に自殺で片付けられたが、
検屍所見を読むと、素人目にも自殺とは思えず、やはり、口封じされたのではないかと考えざるを得ない。
そして、「口封じ」の為に人を殺害するとなったら、これはブラック(闇社会)しかない。
と、事件の捜査に関わる検事は皆そう思っている。
◆堀江氏が闇社会と関係を持つようになった背景。
この点に関しては、立花隆氏の記事を引用させていただくのが早い。
堀江容疑者とヤミ金融との付き合いは古いといわれている。
ライブドアの前身の「オン・ザ・エッジ」という会社を立ち上げるとき、
堀江容疑者はその資金のほとんどを、当時の彼女の父親から借金していた。
彼女とうまくいっていた間は、それは借りたままでよかったのだが、
そのうち、会社が成功し、お金もできて、堀江容疑者には別の彼女ができてしまった。
それが彼女にバレ、堀江容疑者は彼女と別れなければならない羽目におちいった。
当然その借金を返さなければならない(というか、その父親が持っていた株式を時価で買い戻さなければならない)ことになった。
それは会社を立ちあげたときは600万円ほどだったといわれるが、
彼女と別れるときには、会社が成功して、上場もしていたおかげで、時価にして、5億円近くになっていた。
当時の堀江容疑者は、社長とはいえ、所得は1000万円台で、5億円の借金をおいそれと返せるほどの金はなかった。
そこで一時しのぎにヤミ金融の金を借りたといわれる。
と言うわけだ。
◆堀江氏の資金源に闇社会がいるとしたら・・・
武部幹事長、小泉首相とも、でっち上げだと言っているが、
それは武部が堀江から金を貰ったとすると、間接的に、政府与党がヤクザから金を貰っていたと言うことになる可能性が高い。
これが、大問題であることは言うまでもないから、必死に誤魔化そうとしているのである。
ただ、現時点では証拠の信頼性がどの程度か分からないから、仮定上の話である。
◆自民党内で反小泉勢力が台頭しているという。
衆院選直後の小泉首相は、殆ど金正日のようだった。
小泉首相が国会で演説すると、小泉チルドレンは、昔のアイドルの「親衛隊」のように、同じところで拍手喝采していて、
これが、民主主義社会だろうか?と頭が痛くなるような有様だったが、今や、チルドレンは四分五裂だという。
紀子さまのご懐妊で、皇室典範は棚上げとなったが、
その前、小泉首相は今期国会中になんとか皇室典範を改正する、と気焔をあげていた。
ところが、この首相の考え方に反対する議員が大勢いた。
「もっと時間をかけて慎重に審議するべきである」と、公然と「小泉路線」に反対する与党議員が130人もいたのだそうだ。
◆小泉政権は音を立てて崩れつつあるように思われる。
というのは少し気が早いが、最近、便利なサービスが開始された。
日本テレビがインターネットで毎日、小泉番記者と首相のぶら下がり会見を放送している、
一日一小泉というWebページは、かなり貴重な情報源だ。
特に最近は、活字だけでは分からない、小泉首相の元気のなさ、疲れ方が、一目瞭然なのだ。
せいぜい5分ぐらいだから、見るといいですよ。
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