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□ホリエモン起訴 超強気「するなら、すればいい」 [スポーツ報知]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1709329/detail
ホリエモン起訴 超強気「するなら、すればいい」
ライブドアグループの証券取引法違反事件で、東京地検特捜部は１３日、同法違反（偽計取引、風説の流布）の罪で同社の前社長・堀江貴文容疑者（３３）、前取締役・宮内亮治容疑者（３８）ら４人と法人としてのライブドア、関連会社ライブドアマーケティング（旧バリュークリックジャパン）の２社を起訴した。堀江被告は「起訴するならすればいい」などと話し、今後も徹底抗戦の構え。だが、堀江被告らに対しては、本体の決算を粉飾した疑いも強まっており、特捜部は同法違反（有価証券報告書の虚偽記載）容疑で近く再逮捕する方針だ。
ついに堀江被告となったホリエモンだが、相変わらず強気な姿勢を貫き、東京地検特捜部の取り調べに対しても“ホリエモン節”は健在だ。
関係者によると、堀江被告は疲れた様子もなく、徹底抗戦の構えを崩そうともしないという。東京地検特捜部副部長で「分析力もあり緻密（ちみつ）」と評判のベテラン検事の取り調べに対しても「そうじゃない。まったく違いますよ」「細かいことは覚えてない」などと反論、また反論で切り返し、やりとりは平行線をたどっている。
検事から不正を裏付けるとみられる電子メールを示されても「それが偽造かもしれないでしょ」とサラリ。「（保釈後）自分のパソコンで確認して、本物だったら法廷で認めますよ」などと関与を全面否定。毎朝、接見している弁護士に「検事と議論してやり込めてやった。検事に勝ったよ」などと自慢するふてぶてしさを見せているという。
また、堀江被告は今回の容疑事実に自分が関与しているとされていることに納得していない様子で、今も「自分は知らないことだ」と話しているという。起訴されることを聞かされると「起訴するならすればいい。自分の主張は早く裁判できちんと話したい」などとうそぶき、早くも法廷闘争に思いをはせているようだ。
「堀江被告は、自分が“シロ”であると信じて疑っていないからだ」と解説するのは、ＩＴ業界に詳しいジャーナリスト・井上トシユキ氏。今後も、堀江被告が態度を改め、容疑を認める可能性は極めて低いという。
取り調べ時間以外は、差し入れられた“愛読書”の百科事典を熟読して過ごしているという堀江被告。さらに、独居房には、菓子や缶詰、座布団、衣類など、見ず知らずの人からのものも含め、たくさんの差し入れが届き、食べ物が山積み状態だという。思いのほか、充実した“小菅ライフ”を送っているようだ。
だが、東京地検の伊藤鉄男次席検事は、起訴を受け「ライブドアグループ急成長の鍵が、証券取引の公正を害する犯罪行為にあったということを、公判で明らかにしていく。本件はあくまでもその一端であり、引き続き徹底的に捜査する」と異例の声明を発表。ライブドア本体の決算を粉飾した疑いが強まっている堀江被告らの疑惑を徹底的に洗い出す覚悟を示した。
2006年02月14日08時15分
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