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もうお気づきになられていると思いますが、あなたがここで対峙している人々は“邪悪な人々”です。
“邪悪な人々”については、下の私の投稿をご参照ください。
http://asyura2.com/0601/kanri10/msg/930.html
>「フロムは「屍姦症」の定義を拡大して、他人を支配したいというある種の人間の欲望ーー他人を支配可能なものにし、その人間の他者依存性を助長し、自分自身で考える能力を弱め、その人間の独自性および独創性を減じ、その人間を制御可能な状態に抑えこんでおきたい、という欲望をもこれに含めている。フロムは、その著「悪について」のなかで、「生を愛する」人間、つまり、生の姿の多様性と個人のユニーク性を尊重しこれを育成する人間と区別して、「屍姦症的性格」というタイプを論証している。この種の性格の人間が求めていることは、他人を従順な自動機械に変えることによって人生の不都合を回避し、他人から人間性を奪うことである。したがって悪とは、とりあえず、人間の内部または外部に住みついている力であって、生命または生気を殺そうとするものである、ということができる。また、善とはこれと反対のものである。善は、生命と生気を促進するものでる。」
>「自分自身を照らし出す光や自身の良心の声から永久に逃れ続けようとするこの種の人間は、人間のなかでも最もおびえている人間である。彼らは、真の恐怖のなかに人生を送っている。彼らを地獄に送り込む必要はない。すでに彼らは地獄にいるからである。・・・本書がその命題のひとつとしていることは、邪悪性を精神病の一形態として規定できないか、これを、すくなくともほかの大きな精神病に向けられていると同程度の科学的研究の対象にすべきでないか、ということである。」
>「完全性という自己像を守ることに執心する彼らは、道徳的清廉性という外見を維持しようと絶えず努める。彼らが心をわずらわせることはまさにこれである。彼らは社会的規範というものにたいして、また、他人が自分をどう思うかについては、鋭い感覚を持っている。」
>「「イメージ」「外見」「外向け」といった言葉が、邪悪な人たちの道徳性を理解するうえで重要なものとなる。彼らには善人たらんとする動機はないように思われるが、しかし、善人であるかのように見られることを強烈に望んでいるのである。彼らにとって、「善」とは、まったくの見せかけのレベルにとどまっている。これはとりもなおさず虚偽であり、私が彼らを「虚偽の人々」と呼ぶゆえんもここにある。虚偽とは、実際には、他人をあざむくよりも自分自身をあざむくことである。彼らは、自己批判や自責の念といったものに耐えることができないし、また、耐えようともしない。・・・我々がうそをつくのは、正しくないと自分で気づいている何ごとかを隠すためにほかならない。うそをつくという行為の前に、なんらかの良心が基本的なかたちで介在するのである。」
>「邪悪性とは、自分自身の病める自我の統合性を防衛し保持するために、他人の精神的成長を破壊する力を破壊する力を振るうことである、と定義することができる。簡単に言えば、これは他人をスケープゴートにすることである。われわれが他人をスケープゴートにするときは、その対象となる相手は強い人間ではなく弱い人間である。邪悪な人間が自分の力を乱用するには、まず、乱用すべき力を持っていなければならない。犠牲となる相手にたいしてなんらかの支配力を持っていなければならない。この支配関係として最も一般的に見られるのが、親の子供にたいする関係である。」
・・・
差別的な意味合いではなく、あなたは人として、とてもレベルの高い方です。
でもひとつ私が懸念することは、あなたはその公正性、潔癖性の故、人間の“暗部”を直視することを、頑なに拒んでいらっしゃいませんか?
常に人を誰であれ、ご自身と同レベルに置こうとされていませんか?
詭弁を弄し、ダブルスタンダードを駆使し、それも叶わぬとなると強圧でもってあなたの恐怖心に揺さぶりをかけ、排除というか粛清しようとする。
このような人々が社会の変革者であるわけがなく、まさに社会の病根であることを、理性ではなく肌でお感じになられているとは思いますが。
ここは、あなたがいるべき場所ではありません。
そのうち自滅するでしょうから、ほっときましょう。
しばらくネットから離れ、私がご紹介した本でもお読みになりませんか?
そしてもっと、人間通になることです。
光あるところ闇があり、闇があるからこそ光があることを、直視すべきです。
(どうかこの意味が、ちゃんと通じますように・・。)
私には、この程度の応援しかできません。
でも、少しでもあなたの心痛を和らげることができれば幸いです。
この広い空のどこかで、あなたを応援している人がいることを、忘れないでください。