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雪崩が土石流化し、大量の土砂に覆われた道路=富士山スカイライン新五合目2キロ手前付近
県富士土木事務所と富士宮署は28日、大量の土砂が道路上に流れ込んでいるのが見つかった富士山スカイライン登山区間(富士山富士宮口二合目―新五合目、13キロ)を現地調査した。被害が大規模で復旧の長期化も予想され、4月23日の冬期閉鎖の解除予定が遅れる可能性がある。
関係者によると、融雪で多量の水分を含んだ「スラッシュ雪崩」が土砂を巻き込んで土石流化したとみられる。新五合目のレストハウスの建物は大量の雪で覆われ、隣接する富士宮署の臨時派出所は雪崩の勢いで建物ごと押し流されたという。土砂は新五合目の約2・5キロ手前まで、つづら折りのスカイラインを幅約100メートルにわたって寸断している。斜面の落石防止用の柱やフェンスも曲がったり、吹き飛ばされたりしている。
同事務所は今後、現地調査の結果を踏まえ、除雪や土砂の除去などの対応を進める。4月22日には同区間で表富士自転車登山競走大会の開催が予定されているが、事務所職員は「現段階では何とも言えないが、開催できるかは難しい状況」としている。
http://www.shizuokaonline.com/local_social/20070329000000000022.htm