★阿修羅♪ > 自然災害14 > 222.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
25日午前9時42分ごろ、能登半島沖(輪島市の南西約30キロ)を震源とする地震があり、石川県輪島市と七尾市、穴水町で震度6強、同県能登町、志賀町、中能登町で震度6弱を観測した。
珠洲市で震度5強、富山県射水市や富山市などで震度5弱を観測したほか、北陸から東海、近畿などの広い範囲で震度3以上の揺れを記録した。
この地震で、輪島市内で倒壊した灯籠(とうろう)の下敷きになった女性1人が死亡。同市内で100棟以上が全半壊するなどし、読売新聞のまとめ(午後2時現在)では、石川、富山両県で少なくとも117人が重軽傷を負った。
気象庁によると、震源の深さは約11キロ、マグニチュードは6・9と推定される。余震も続いており、午後1時までに67回の有感地震を記録した。
政府は午前9時45分に官邸対策室を設置し、溝手防災相らを現地に派遣。防衛省も災害対策室を設置するなど、被害状況の把握に当たっている。
交通機関にも影響が出ており、全日空によると、能登空港が滑走路などの点検のために閉鎖した。JR西日本と東日本によると、北陸線の敦賀―直江津間など北陸地方の多くの路線が運転を見合わせており、復旧までにかなりの時間がかかる見通しだ。
北陸電力によると、地震発生直後に能登方面で3万5000戸が停電。ほとんどは復旧したが、午後1時現在、七尾市で約140世帯、穴水町で約200世帯の停電が続いている。また、同町では約200世帯が断水になっていて、町は航空自衛隊小松基地に給水車を緊急要請した。
(2007年3月25日15時0分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/feature/fe7400/news/20070325it05.htm