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発達した低気圧の接近による影響で二十七日朝、一関・両磐地方は強い風雨に見舞われ、大荒れの天気となった。一関市厳美町祭畤では、午前十時までの一時間に二一・五ミリの降水量を観測(盛岡地方気象台調べ)し、各地で倒木による通行止めや停電などの被害があった。【関連記事:県内】
一関市消防本部などのまとめによると、同市花泉町涌津地内で杉の木二本が倒れ小屋が全壊した。藤沢町藤沢字町地内では、モミの木が倒れ私道に止めてあった車両と倉庫を損壊。同市大東町鳥海地内の住宅では、近くの山が崩れトラック四台分の土砂が家屋に流入した。
道路の通行止めも相次ぎ、同市出谷起地内の県道薄衣舞川線は午後四時半から、冠水の恐れから全面通行止めとなった。同市花泉町永井地内の県道白崖線、同市弥栄地内の県道弥栄金成線、同市弥栄地内の市道二カ所で、倒木による通行止めとなったが、いずれも午後零時十八分までに解除された。
東北電力岩手支店の調べによると、一関市花泉町、千厩町、室根町と藤沢町内で、倒木による高圧線の断線により計千六百七十八世帯で停電があった。午後一時十五分ごろまでに全域で復旧した。
【写真】大雨の影響で濁流が流れ込んだ厳美渓=27日午前11時(一関市厳美町)
http://www.iwanichi.co.jp/iwanichi01/news/ichi_hira_fuzi/12gatu/news-ichi_hira_fuzi_28.htm