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http://www.asahi.com/national/update/1109/TKY200611090240.html
北海道奥尻島で竜巻とみられる突風 けが人いない模様
2006年11月09日17時01分
北海道警などに入った連絡によると、9日正午ごろ、北海道南西の奥尻島青苗付近で竜巻とみられる突風が発生した。家屋の屋根が飛ばされたり、電柱が倒れたりするなどの被害が出ているという。奥尻町役場によると、これまでのところけが人はいない模様で、倉庫の全壊が2棟、住宅の一部損壊が6棟あったという。
地元の旅館経営者の話では「被害は離れた3カ所で起きており、青苗地区の高台にある住宅は屋根が飛び、壁が倒れている。港の近くではプレハブ倉庫が全壊しているほか、車2台がひっくり返っている」という。
近くに住む人は「ゴーというものすごい音がしたので、外に出たら物が舞っていた」と話した。別の住民は「屋根からはがれたトタンや木の破片が、空中で渦を巻いているのが自宅の2階から見えた」と話した。自分の家は被害はなかったが、数十メートル離れた作業小屋の屋根が飛び、建物がつぶれているという。
函館海洋気象台によると、発生当時、奥尻島付近は発達中の寒冷前線が接近していた。同気象台は「まだ断定はできないが、竜巻かダウンバーストの可能性がある」としている。佐呂間町の竜巻発生時と同じように、厚い雨雲に覆われており、竜巻やダウンバーストなどの突風が発生しやすい気象条件は備わっていたという。アメダスのデータでは、奥尻島は正午ごろは雨だった。