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□気象庁 あすから「緊急地震速報」 震度や到達時間予想 [フジサンケイ ビジネスアイ]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060731-00000002-fsi-bus_all
気象庁 あすから「緊急地震速報」 震度や到達時間予想
地震の大きな揺れが来る前に、各地の予想震度や到達までの時間を伝える気象庁の「緊急地震速報」の提供が、8月1日にスタートする。被害の軽減が期待されるが、誤差など技術的限界もあり、特性を理解し混乱なく活用できる分野に限っての先行運用となる。
緊急速報は、地震波のうち、速く伝わるP波を震源に近い観測点でとらえ、地震の規模などを瞬時に計算。遅れて伝わるS波の大きな揺れが到達する前に通報する仕組みだ。正確な地震規模や震源を特定するデータが集まる前に算出するため、誤差が見込まれ、内陸の直下型地震の場合はS波の到達に間に合わないことも多い。
これまでに運用開始の手続きをしたのは、大学・研究機関、鉄道会社、建設・製造会社など計34機関。このうち小田急電鉄(東京都新宿区)は、沿線で震度5弱以上が予想された際に「地震発生。停止してください」と自動音声と信号音で全列車の運転士に通報するシステムを開発した。
緊急速報の受信から通報までは約2秒で、信号音は線路に人が落ちた時などと同じ。同社広報室は「1秒でも早くブレーキをかけられれば、速度が落ち、その分被害を軽減できる」としている。
日清オイリオグループ(同中央区)は、研究所のある横須賀事業場に導入。予想震度が3ならベル音と「注意してください」、5ならサイレンと「安全を確保してください」とスピーカーから流れる仕組みで、社員の防災に役立てるという。
(フジサンケイ ビジネスアイ) - 7月31日8時32分更新