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http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-02-12/2007021213_01_0.html
2007年2月12日(月)「しんぶん赤旗」
列島だより
ブログで広がる交流
悩み相談 気軽にアクセス
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インターネットの普及が広がり、情報発信・収集の手段ともなっています。ホームページやブログを開設する日本共産党の組織や国、地方議員・団も増えてきました。思いがけない人からの反応や新たな結びつきなど、党の姿や活動を知ってもらううえでも大きな役割を発揮しつつあります。
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情報提供を質疑に生かして
仙台
花木則彰市議
自分でホームページを開設してから四年半になります。この間、情報を出す私自身も、見てくださる方々の目的や接し方もずいぶん変わってきたと感じています。
最初は、インターネットは「調べる」道具だと考えて、日本共産党の市議会議員のホームページに来てみた人たちが「役に立つ」と思ってもらえるようにしなければ、とちょっと肩に力が入っていた気がします。
自分なりに苦労しながら、活動日誌や、議会での質問の一覧、政策を分野別に載せようと作りました。「市議会議員って何をしているの?」と興味をもった人に、私の活動を丸ごと知ってもらえるようにと考えていました。見に来てくれる人は一日十件ほどでした。
日ごろの雑感も
ホームページを通じて、道路の除雪問題や、駐輪場、障害者年金での相談、税務データの漏えい事件の情報などが寄せられ、議会での質疑、改善にもつながりました。市議団のホームページができたこともあり、二〇〇四年八月に議員の活動報告、日ごろ感じたことを載せることに主題を移してブログへの切り替えを行いました。
二年半がたち、これまでに約七万件のアクセスがありました。一日約八十件ですからブログとしては少ない方だと思います。今は、本当に気楽に更新ができるようになりました。議会のことだけでなく、子どもの保育所への送り迎えの途中みつけた花や虫のこと、食べておいしかったお店、車のご当地「仙台ナンバー」取得記など、「素(す)の自分」を出せるよう、なんでも気が向いたことを載せています。
一昨年の八月、地震とスポパーク松森での天井崩落事故を写真とともにその日のうちに記事にしました。
“読者”もできて
この時は二日間で一万件以上のアクセスがあり驚きました。何度も見に来てくれる「読者さん」もできました。
昨年秋、中心街の文房具屋さんで品物を探していると、「花木さんですか?」と男性から声をかけられました。「はい、そうですが…」と答えると、「市議会議員の花木さんですよね。ブログを時々見せてもらっています」と言うのです。写真も載せているので、分かったらしいのですが、その時の話題は、私が車のドアノブを折ってしまった記事でした。身近に感じてもらって声をかけてもらえたのがうれしかったです。
埼玉からも相談
今年元日に、「下半身がしびれて起き上がれない、一年半前に仙台に来たが国保料を払っていないため保険証がない」と青年から相談の電話がありました。大阪の友人が、ネットで調べて私に相談するよう連絡先を教えてくれたそうです。
先日も埼玉に住む方から、仙台の知人の窮状を知らせ、相談にのってくれるよう依頼のメールが届きました。インターネットでの情報発信が遠く離れた人たちにも、私たちの存在を知らせ、信頼感を持ってもらえていると思います。
名刺や議会報告にもブログのアドレスを必ず入れて、多くの地域の皆さんに見てもらえるブログになるよう続けていきたいと思います。
花木市議のアドレス
http://hanaki.air-nifty.com
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“小難しくなく いい”と感想
熊本・菊池
東裕人市議
私は、ブログを開設し、それとは別にこれまでの民報を紹介している別のサイトにリンクできるようにしています。
民青同盟の活動をしていたころは、「メールニュース」を発行していましたが、これだと登録した人限定の配信となり、一方通行になりがちでした。地方議員候補に決まってからはホームページ作成を検討し、二〇〇五年五月にブログをたちあげました。
更新も簡単に
本格的なホームページ作成となると、時間も技術も必要となるので、簡単に作成でき、更新も簡単なブログにしました。これだと、筆無精の私でも長続きすると思ったのです。
〇五年総選挙の時は、子育て真っ最中のお母さんが、私の「安心して子どもを産み、育てられる社会に」の日記を読み、分野別政策を知って、共産党を支持してくれるようになりました。
「祖父母が金銭的にも厳しく、足も不自由で行き場がありません。相談にのってください」と、県外のお孫さんからメールで生活相談がよせられたりもしました。
昨年五月の市議選では、「毎朝の街頭宣伝、感動しました」「自分は右翼系だけど、頑張ってるので応援します」といったコメントが多数寄せられました。また、県外の地方議員・候補者の方々からもたくさんの激励をいただきました。
新聞記者が取材
選挙後は、議会での質問や地域のこと、子育て等々日記に記していますが、保育園関係者や、ご近所の方からコメントをいただいたり、直接「見てますよ」と声をかけられます。先日は、議会での発言について、県外からある新聞記者が取材に訪ねて来られビックリしました。
いつもデジカメを持ち歩き、危険個所を写して改善を求めるなど、要求実現に取り組んでいます。ブログの“毎日更新”にはこだわりませんが、議会中の発言などは、その日のうちにのせるようにしています。はじめは、「地方ではインターネットも普及していないんじゃないかな」と思っていましたが、多くの方々からコメントをいただき、驚いています。
市役所の職員も読んでいるようで、「小難しくないところがいい」「東議員の人柄がよくでてますね」と感想を述べてくれます。
関西から訪問客
また、ブログのコメント・掲示板への書き込みから交流が始まったかたがたが、大阪や兵庫から旅行の途中で菊池市まで会いにこられたことも、うれしい出来事でした。
これまで地域で発行している「民主きくち」にはURL(インターネット上のアドレス)を載せてきましたが、ビラを配布するたびに、ブログへのアクセスが増えていきます。
ビラでもネット上でも、街頭でも、日本共産党の姿が見え、政策・主張や活動がわかるし、身近に感じる。そういう活動をさらに強めたいと思います。
東市議のアドレス
http://plaza.rakuten.co.jp/higashi1103
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ブログ ウェブログ(weblog)を略した言葉で、インターネット上で公開する日記のようなもの。写真も掲載できます。ホームページに比べて手軽につくることができ、ブームとなっています。