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http://www.asahi.com/international/update/0415/JJT200704150001.html
世界中で登録者が500万人を超えるインターネット上の仮想世界「セカンドライフ」に、欧州でも関心が高まっている。仏大統領候補も「事務所」を開設、現実さながらの選挙戦を繰り広げている。
セカンドライフは米リンデン・ラボ社が創設した仮想空間で、参加者はアバターと呼ばれる自分の分身をつくって買い物をしたり、各種のイベントに参加したりすることができる。日本語版も近くお目見えする予定だが、参加者は本家の米国が最も多い。
これに次ぐのがフランスで、大統領選に立候補しているサルコジ国民運動連合(UMP)総裁、ロワイヤル元環境相、バイル仏民主連合(UDF)議長、ルペン国民戦線(FN)党首もそれぞれ「事務所」を構え、選挙キャンペーンに活用している。今年1月には、ネット上で極右のルペン候補の事務所が一部の参加者に襲撃され、破壊される事件も起きている。