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「日刊あなた」というサイトをご存知ですか。
カッコの中に勝手に名前を入れると、その名前がニュースの中にはめ込まれて、いろんな面白いニュースが載った記事ができるのです。気分が乗らないときでも、これをやると思わず笑顔がよみがえります。
ためしに「きよさん」と「ことしゃん」でやってみましたのでお読み下さい。
「日刊きよさん」2/25(日)
きよさん最後の制服姿!
桜さく季節が訪れる前には、別れが待っている。きよさんもついに堀越学園を卒業することとなった。答辞では「若い翼がクヨクヨしてたら大空をはばたけましぇ〜〜〜ん。」と涙交じりに言った。やはり数々のドラマに出演してきたきよさんではあるが、「金八先生」は格別だったようである。多忙すぎて学校にあまり通えなかったきよさんにとってロケだとは言え、一時でも学校生活を体験できたのだから当然であろう。
今後は、はり・灸の専門学校に通いながら、芸能生活もいままで通りやっていくというきよさんの活躍に注目である。
きよさんを知らない人が急増
旧千円札の肖像だったきよさんを「知らない」と答える人が、97%にのぼることが偉人データサーチ社の調べで分かった。急速に入れ替えが進む、旧札と新札の流れを象徴する動きであると見られる。
調査は旧千円札に印刷されたきよさんの肖像画を見せ、人物名を答えてもらう形式で、約2000人が対象。今月1日から15日まで、札幌・東京・大阪の3ヶ所で行なった。その結果「知らない・忘れた」と答えた人が1841人(97%)で圧倒的多数を占め、きよさんが急速に人々の記憶から消え始めていることが明らかになった。
調査によると「きよさんなんて日本にいたっけ?偉人?ウケる」「ちょっと前なら覚えちゃいるが、一年前だとちとわからねぇな」といった回答があった。
また、覚えている人の回答には「あーあの折り曲げると宇宙人になる人」と答えた人が最も多かった。きよさんは忘れられているか、覚えていても宇宙人という事になりそうだ。(やま記者)
鳥羽沖できよさん捕獲される
昨日、三重県鳥羽市の沖合いで、サンマ漁の網に幻の怪魚きよさんが掛かり、鳥羽漁港に運ばれた。
先日から網を食い破られる被害が相次いでいたが、その犯人はこのきよさんだったようだ。長さ3m、重さ500kgのきよさんを捕獲したこの道40年の漁師、浦島亀吉さん(57歳)はその時の様子を興奮気味に語った。「きよさんが網ん中でサンマを食い荒らしとるのを見た時は、そりゃぶったまげたで!!『ワシの商売もんに何すんじゃーっ!』と棒で頭をぶん殴ってやった。気がついたらぐったりと腹見せて浮かんどった。」
鳥羽水族館によると、きよさんはちょうちんアンコウの一種で、額からちょうちんのようなツノが生えているそうである。「でも浦島さんが棒で殴ったので、せっかくのちょうちんが折れてしまって・・・」同水族館の研究員はとても残念そうに話した。
息も絶え絶えで同水族館に保護されたきよさんだが、徐々に元気を取り戻しつつあるそうだ。きよさんはあと1ヶ月ほどで、その珍しい姿を一般公開されるとのことである。(by おばさん)
「日刊ことしゃん」2/25(日)
ことしゃん、渋谷をジャック!
新ファッションリーダーとの呼び声が高いことしゃんは、渋谷で”おしゃれ指南”のイベントを行った。これは、街の一般人をつかまえて無理矢理おしゃれのアドバイスをするいうもの。
ことしゃんは、少しオーバーウェイトぎみの女子高生をつかまえて「これ足?あ、腕だった」と言ったり、ルーズソックスをはく子に「プードルみたい」などとコメントした。また、同じ色のスーツを着たサラリーマンの集団に「4人以上くっついたら消えちゃうよ!」と間に割って入るなどのぷよぷよネタで場を盛り上げた。
結局この日、ことしゃんのおしゃれに関するアドバイスはなく、「あなたたち自分で考えてよ!」と居直っていた。
御神体ことしゃん盗まれる
昨日午後、新宿でことしゃん教の御神体ことしゃんが盗まれた。
ことしゃん教は今年4月に発足された新しい宗教で、すでに信者は300万人を超えてる模様。生まれたばかりの赤ちゃんから、棺桶入り寸前のお年寄りまで、信者はいるとのこと。なお、盗んだ犯人は、昨日9時に成田空港で見つかった。が、御神体ことしゃんの姿は無く、犯人は『助けてください!ことしゃんが光線出して引っかいて・・』と意味不明なことを叫び、今病院で意識不明の重体である。
御神体ことしゃんは、どうやらアメリカ行きの飛行機をジャックしたらしく、今その飛行機と連絡が取れなくなっている。(来世記者)
ことしゃん氏、10億円を寄付
向かうところ敵なし、ことしゃんファンドの運用で知られることしゃん氏が、自分が居住している東京都葛飾区に対し、「恵まれない子供達のために役立ててよ」と、10億円を寄付したことが判明した。
「私が稼いでいるのは、言わばあぶく銭であって、それで蓄財するつもりは毛頭ないの。全部社会に還元したい。」と相変わらずの太っ腹ぶり。
使途は自由とのことだが、「できれば区内にどでかいスーパー保育園『ことしゃん保育園』を建てて、その庭に、私が馬に乗った純金製の銅像を作ってほしい。」「あ、園歌はもちろんことしゃんサンバね。」「あと、あの歌のおにいさんにも働いてもらって。」などといったコメントが、全部で100以上あり、区側は対応に苦慮しているもよう。(清水冨士子記者)
どうぞあなたもやってみてください。
「日刊あなた」
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