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以下は、『ミュンヒハウゼン(1720-1797)』
http://www.ffortune.net/social/people/seiyo-mod/munchhausen.htm からの引用です。
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■ブートストラップ
コンピュータを起動する時に使用する小さなプログラムをブートストラップ
(略してブート)といいます。このプログラムは最初の何個かの命令を実行
するとその命令がそれに続く命令を読み込むようになっており、その命令に
より更にその先の命令が読み込まれる、という仕組みでプログラム全体が
メモリーに読み込まれる仕組みになっています。1970年代前半頃まではこの
最初の数個の命令は毎朝コンピュータを起動する時に人間が手作業でCPUに
直接二進数で入力していました。
この「ブートストラップ(直訳すると靴ひも)」の語源はラスプ本の「ほら
吹き男爵の冒険」の中に出てくる話が元になっています。ある時男爵が沼を
飛び越えようとしたが沼が大きすぎて途中で落ちてしまった。どんどん沈ん
でいくので、これはいかんと、男爵は自分の靴ひもに手を掛けて引っ張り上
げて、結果的に沼から脱出することに成功した・・・・という話です。水中
で自分で自分を引っ張り上げたという話が、自分で自分を読み込むプログラ
ム「ブートストラップ」につながっています。(ビュルガー本では靴ひもで
はなく自分の髪をつかんで引き上げたことになっている)
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