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Googleの広告担当者の方に、電話にて「オマエ、そんなにカネが欲しいのかよ!」
http://www.asyura2.com/0601/it09/msg/138.html
投稿者 kaname 日時 2006 年 6 月 10 日 00:56:52: 3X28X40b0xN.U
 

新佃島・映画ジャーナル : Google AdSense顛末記(十)
"Googleのアドワーズ広告担当に電話をしたところ、最初に電話に出た女性オペレーターはやはり話が通じない。そのあと彼女と電話を替わった男性担当者は、電話口に出てこちらの話を一通り聞いたあと、「どうぞお好きなようになさったらいかがですか?」と言った。「お好きなように」では意味がさっぱりわからない。一体なんの話だ? 「仰ることの意味がわかりませんが」と聞き返したところ、相手は面倒くさそうな口調で「こちらの対応に不都合があるとお考えなら、法的な手続きをお取りになればいいでしょう」と言った。

 もとよりこちらはGoogleを訴えようとか告発しようと考えているわけではないのに、いきなり「法的な手続きをとれ」というのは大げさな話。しかし「別に訴えようと思ってはいないんですが」と言う僕に対して、相手は「じゃあ何がお望みなんですか?」とたたみかけてくる。そこで僕は、これまでの経緯を再度説明しつつ、こちらの求めている内容を整理した。

1.AdSenseのアカウント剥奪は間違いだと思うので、再調査の上でアカウントを再開してほしい。

2.上記については既に担当者にメールを送ったが、それに対する返事はこちらのメールを読んだようには思えない内容だった。ダメならダメで構わないので、きちんとした返事を送ってほしい。

 僕はこちらが送ったメールの内容と、返事の内容を電話口で読み上げた。すると電話の向こうにいる男性は、「なぜその返事では不満なんですか?」と言う。「『サイト運営者様のご利用を停止させていただく権限があります』と書かれている部分は納得いただけるんですよね。ならば、あなたはそれ以上の何をお望みなんですか?」と言うのだ。

 「でもこのメールを見ると、担当者がこちらのメールを読んでいないことは明らかだと思いますが」と言うと、「あなたが求めていない内容がそこに書かれていたからといっても、こちらの返答として不足があったわけではないでしょう。余計なことが書かれていたとしても、アカウントが不承認であるという意味は通じると思いますが」と返事をする。僕は「でもこんなメールでは納得できない」と食い下がった。すると相手はいきなり、「わかりました。では仰るとおりに、『情報をご覧になりたいとのことですが』という部分を削った返答のメールを出し直します。今からそのようにアメリカに電話をします」と言う。

 待て待て。何か話がズレている。こちらはそもそも、アカウント剥奪は間違いだと思うので調べ直してほしいという話から始めているのだ。アカウント剥奪という決定をそのままにして、返事のメールさえ形が揃っていれば文句はあるまいという態度が見え見えなのは承服できない。しかしそのことを相手に告げようとしても、「なぜですか?」「どうしてですか?」「何が問題なんですか?」「あまり感情的にならないでください」といちいちこちらの話を遮ってしまう。これにうんざりして、「電話しているのはこちらなんですから、まずはこちらの話をきちんと聞いてくれませんかね」と言ったところ、相手は突然声を一段低くしてこう言った。

「アンタ、一体なにが望みなんだよ〜」

そしてさらに続けて、吐き捨てるようにこう言う。

「オマエ、そんなにカネが欲しいのかよ!」

これには本当に驚かされた。

 ひどい暴言だと思ったが、僕もそこが担当部署でないと知りつつ電話をしているわけだし、僕が気づかないところで何かしらの言葉の行き違いがあって、相手がひどく気分を害している可能性もある。しかしわかったのは、今この担当者と電話をしていても、やはり話にならないということだ。僕はかなりムッとしたが、こういう輩は相手をしていても仕方ない。僕は「ちょっと聞き取りにくかったんですが……」とこの相手の乱暴な口ぶりそのものは不問にして、別の機会に他の担当者と話すなり、クレームのメールを入れるなりしようと考えた。

 僕は相手に「申し訳ありませんが、あなたのお名前を教えていただけますか?」と言った。普通ならここで、すんなりと相手が名乗るはず。ところが相手は「なぜ名乗らなければならないんですか?」と言う。「こちらは服部ですと名乗り、身分も身元も明かしているんですから、そちらも名乗ってくださいよ。あなたのお名前を頂戴できますか?」。相手は直前の暴言を自分でも失敗だったと思ったのかもしれない。以下、その後の会話である。

服部「お名前を教えてくださいよ」
担当「名乗る必要はないと思いますね」
服部「あなたがそう思うのは勝手だけど、こういうときは名乗るのが常識ですよ。お名前を頂戴できますか?」
担当「……」
服部「もしもし。こちらの声が聞こえませんか? お名前を教えてください」
担当「……」
服部「もしもし」
担当「もしもし」
服部「もしもし。聞こえませんか? お名前をどうぞ」
担当「もしもし」
服部「もしもし?」
担当「もしもし」
服部「もしもし。ひょっとして電話が聞こえない振りですか?」
担当「もしもし」
服部「もしもし。お名前をどうぞ」
担当「もしもし」
服部「もしもし。やってることが、ずいぶん幼稚だと思いますがね〜。お名前をどうぞ」
担当「もしもし」
服部「もしもし」
担当「……(この後通話は先方から切られた)」

 まるで耳の聞こえない者同士の会話めいた不条理劇で、これがまともな会社の顧客担当窓口とはとても思えない。相手はこちらの「もしもし」という呼びかけに合わせて「もしもし」と返事をするのだから、もちろんこちらの言っていることは全部聞こえているのだ。

 それでも念のため、僕は同じ窓口に電話をかけてみた。すると他の電話に出ていて対応できないので、連絡先を残せば折り返し電話するとのメッセージ。僕は「先ほどは電話が切れてしまったようなので、折り返しお電話ください」とこちらの電話番号を含めてメッセージを残した。しかしこれに返事がなかったことは言うまでもない。その後他の窓口にも電話してみたが、どれもボイスメールだったのでそれ以上は面倒くさくなってやめてしまった。これがGoogle AdSense不承認から始まった出来事の一部始終である。

 今回のことで僕は、「Googleはまともな会社ではない」と思い知らされ、「まともでない会社と話をすることはできない」との結論に達した。これが世界有数のITベンチャー企業のお粗末な実態である。いずれまともな会社になっていくことも考えられるし、そうなってくれなければ困るわけだが、少なくとも今の段階でGoogleは最低の会社だと断言して構わないと思う。技術は最先端でも、その技術力に会社組織としての成長が追いついていないのではないだろうか。

 今後もGoogleには何を言っても無駄だと思うので、AdSenseの件について僕がGoogleとやり合うことは今後ないと思う。しかしひょっとしたら、僕と同じような目にあっている人が他にも少なからずいるのではないかと思い、これまでに起きた出来事を記録として残し、ブログに公開しようと決めた次第であります。"
http://hattori.cocolog-nifty.com/brog/2005/06/google_adsense_d43e.html

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